特許
J-GLOBAL ID:200903048576694448
溶接構造物およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-107699
公開番号(公開出願番号):特開平9-291343
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】耐微生物腐食性に優れた溶接構造物およびその溶接構造物の製造方法の提供。【解決手段】(1)母材ステンレス鋼に対して下記?@、?A、?BのCr等を含み、δフェライトが7vol% 以下のオーステナイトのステンレス鋼の溶接金属を含む溶接構造物。CrO等を母材のwt%とし、CrJ等を溶接金属のwt%として、CrJ-CrO≧2.35・・?@、MoJ-MoO≧0.27・・?A、{CrJ+1.1MoJ+12NJ+0.1NiJ}-{CrO+1.1MoO+12NO+0.1NiO}≧2.85・・?B(2)wt%でC:0.08以下、Si:0.1〜1.5、Mn:0.1〜2.5、Ni:3.5〜45、Cr:15〜30、 Mo:0〜7、Cu:0〜3、N:0.002〜0.3、 任意元素を含むステンレス鋼に対して下記?C、?D、?E、?FのCr等を含むステンレス鋼溶材により、上記ステンレス鋼を溶接する上記(1)の溶接構造物の製造法。CrW等を溶接材料のwt%として、CrW-CrO≧2.5・・?C、MoW-MoO≧0.3・・?D、{CrW+1.1MoW+12NW+0.1NiW}-{CrO+1.1MoO+12NO+0.1NiO}≧3・・?E、1.34CrW(eq)-NiW(eq)≦14・・?F、ただし、CrW(eq)=CrW+MoW+1.5SiW、NiW(eq)=NiW+30CW+30NW+0.5MnW
請求項(抜粋):
ステンレス鋼の母材とステンレス鋼の溶接金属とからなる溶接構造物にあって、溶接金属のCr、Mo、NおよびNiの含有率が、母材のCr、Mo、NおよびNiの含有率に対して下記の?@式、?A式および?B式を満足し、かつ、ミクロ組織のδフェライトの体積率が7%以下で残余が実質オーステナイトからなる溶接金属であることを特徴とする溶接構造物。ここに、合金元素の%を重量%とし、母材のCr、Mo、NおよびNiの含有率をCrO、MoO、NOおよびNiOとし、溶接金属のCr、Mo、NおよびNiの含有率を、CrJ、MoJ、NJおよびNiJとして、CrJ(%)-CrO(%)≧2.35・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?@MoJ(%)-MoO(%)≧0.27・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?A{CrJ(%)+1.1MoJ(%)+12NJ(%)+0.1NiJ(%)}-{CrO(%)+1.1MoO(%)+12NO(%)+0.1NiO(%)}≧2.85・・・・・・・・・?B
IPC (2件):
C22C 38/00 302
, C22C 38/44
FI (2件):
C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/44
引用特許:
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