特許
J-GLOBAL ID:200903073623889451

耐硝酸性オーステナイトステンレス鋼および溶接金属

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-324197
公開番号(公開出願番号):特開平7-179999
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 硝酸を扱う機器等で耐孔食性や耐すきま腐食性が要求されるものに適したMo含有オーステナイトステンレス鋼及びそれを接合する溶接金属を、適正な合金成分範囲を規定することにより、溶接部の耐硝酸性の向上を図る。【構成】 母材については、その化学組成をCr+Ni≧Mo+Si+28.4、Creq/Nieq>1.5又はCreq/Nieq<1.3かつ、Mo+Si<2.8に規制し、そして溶接金属については、その組成をCreq/Nieq>1.5でかつMo+Si<2.8に規制する。但し、Creq=Cr+Mo+1.5Si+0.5Mn、Nieq=Ni+30C+0.5Mnで示す。【効果】 Mo含有オーステナイトステンレス鋼および溶接金属の耐硝酸性を向上させることができ、硝酸を扱う機器等の耐食信頼性の向上が期待できる。
請求項(抜粋):
重量比でC:0.03%以下,Cr:16〜20%,Ni:8〜16%,Mo:4%以下,Si:1%以下,Mn:2%以下、残部Fe及び不可避的不純物からなり、かつC,Cr,Ni,Mo,Siの含有量を下記の(1)、(2),(3)式で規制した耐硝酸性オーステナイトステンレス鋼。 Cr+Ni≧Mo+Si+28.4 (1) Creq/Nieq>1.5又はCreq/Nieq<1.3 (2)但し、Creq=Cr+Mo+1.5Si+0.5NbNieq=Ni+30C+0.5Mn Mo+Si<2.8 (3)
IPC (2件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る