特許
J-GLOBAL ID:200903048669724495
未利用重質油の改質方法及びその装置。
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-292114
公開番号(公開出願番号):特開2006-104310
出願日: 2004年10月05日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 コーキングによる閉塞を生じさせることなく未利用重質油を安定して改質する。【解決手段】 反応容器11の容器壁を貫通して反応用筒体23に連通接続された重質油供給管17により未利用重質油を反応用筒体に供給し、未利用重質油を供給する際に、重質油供給管を被覆しかつ反応容器内に延びる第1高圧水供給管31に高圧水を供給することにより重質油供給管を冷却するとともに反応用筒体の外面をその高圧水により冷却し、外面が冷却される反応用筒体内で未利用重質油を超臨界水又は亜臨界水と反応させて改質油に転換し、反応容器の容器壁を貫通して反応用筒体に連通接続された改質油排出管18により反応用筒体23内で転換した改質油を反応用筒体23及び反応容器11から排出し、改質油を排出する際に、改質油排出管18を被覆しかつ反応容器11内に延びる第2高圧水供給管32に高圧水を供給することにより改質油排出管18を冷却する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
超臨界水又は亜臨界水を貯留する反応容器(11)内に前記反応容器(11)の容器壁に離間して設けられた反応用筒体(23)に未利用重質油を供給して前記未利用重質油を前記超臨界水又は亜臨界水と反応させることにより改質油に転換した後、前記改質油を前記反応用筒体(23)及び前記反応容器(11)から排出する未利用重質油の改質方法であって、
前記反応容器(11)の容器壁を貫通して前記反応用筒体(23)に連通接続された重質油供給管(17)により前記未利用重質油を前記反応用筒体(23)に供給し、
前記未利用重質油を供給する際に、前記重質油供給管(17)を被覆しかつ前記反応容器(11)内に延びる第1高圧水供給管(31)に高圧水を供給することにより前記重質油供給管(17)を冷却するとともに前記反応用筒体(23)の外面を前記第1高圧水供給管(31)に供給された高圧水により冷却し、
外面が冷却される前記反応用筒体(23)内で前記未利用重質油を超臨界水又は亜臨界水と反応させて改質油に転換し、
前記反応容器(11)の容器壁を貫通して前記反応用筒体(23)に連通接続された改質油排出管(18)により前記反応用筒体(23)内で転換した改質油を前記反応用筒体(23)及び前記反応容器(11)から排出し、
前記改質油を排出する際に、前記改質油排出管(18)を被覆しかつ前記反応容器(11)内に延びる第2高圧水供給管(32)に高圧水を供給することにより前記改質油排出管(18)を冷却し、
前記第1及び第2高圧水供給管(31,32)により前記反応容器(11)内に供給された高圧水を前記反応容器(11)を加熱するヒータ(39)により超臨界水又は亜臨界水にする
ことを特徴とする未利用重質油の改質方法。
IPC (5件):
C10G 31/08
, B01J 3/00
, B01J 3/02
, B01J 3/04
, C10G 9/02
FI (7件):
C10G31/08
, B01J3/00 A
, B01J3/02 A
, B01J3/02 101A
, B01J3/04 D
, B01J3/04 F
, C10G9/02
Fターム (3件):
4H029AA11
, 4H029AC01
, 4H029AC12
引用特許:
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