特許
J-GLOBAL ID:200903048674423525
食品の保存方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109802
公開番号(公開出願番号):特開平9-294535
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 農業食品、特に穀類に作用させて食品保存物の品質を長期にわたって維持する。【解決手段】 気体と液体とを接触させる工程と、これを精製する工程とによって製造された混合系を有する高湿度空気を用いた食品の保存方法である。混合系は、空気イオンと中性成分とからなり、空気イオンは、外部エネルギーを得て水が分裂するときに空気中に発生し、空気イオンは成分A1,A2,...Anにより構成され、特定の式に従って、空気イオン濃度が変化することが観測されるものであり、中性成分は、飽和水蒸気量,相対湿度,絶対湿度として表すことのできる水分であって、外部エネルギーを得た状態にあり、電荷を持たず、質量分析計によって分析したときに、相対湿度80%以上において特定の式を用いて求められる平均構成分子数Nが25以下の水クラスターが観測されるものである。得られた高湿度空気に含まれる成分を農業食品の保存物に対し、温度15°C以下、相対湿度70〜90%となるような空間において接触的に作用させる。
請求項(抜粋):
水と空気とを原料とし、外部エネルギーを加えることによって製造された混合系を有する高湿度空気を用いた食品の保存方法であって、混合系は空気イオンと中性成分とからなり、空気イオンは、外部エネルギーを得て水が分裂するときに空気中に発生し、空気イオンは、複数のイオン成分からなり、各イオン成分をA1,A2,...,Anとしたとき、式(1)【式1】C;観測開始後時刻tにおける空気イオン濃度Ci;成分Aiの観測開始時の濃度ki;成分Aiの反応速度定数t;時刻に従って空気イオン濃度が変化することが観測され、中性成分は、飽和水蒸気量,相対湿度,絶対湿度として表すことのできる水分であって、外部エネルギーを得た状態にあり、電荷を持たず、質量分析計によって分析したときに、相対湿度80%以上において、式(2)【式2】N;平均構成分子数Ii;i番目に観測される水クラスターのイオン強度ni;i番目に観測される水クラスターの構成分子数により求められる水クラスターの構成分子数が25以下の水クラスターが観測され、温度15°C以下,相対湿度70〜90%となるような空間において、該高湿度空気に含まれる成分を農業食品の保存物に対して接触的に作用させることを特徴とする食品の保存方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
前のページに戻る