特許
J-GLOBAL ID:200903048674987259

透明なゴム変性スチレン系樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-224590
公開番号(公開出願番号):特開平8-092329
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【構成】 25°Cにおける5重量%スチレン溶液の粘度が3〜40センチポイズであり、かつMw/Mnが1.0〜1.8、さらにポリスチレン5〜50重量%とポリブタジエン50〜95重量%のブロック共重合体であるゴム状重合体(A1)を70重量%以上含有するゴム状重合体(A)、スチレン系単量体、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主体とする重合原料を重合装置に連続的に供給し、重合液を連続的に撹拌しながら重合温度80〜160°Cで重合を行い、重合液中の固形分量が40〜60重量%になる領域において該共重合体(B)を連続相に、ゴム状重合体(A)を直径0.2〜2.0μmの分散相にし、重合液を連続的に抜き出して後続の脱揮発分装置で重合液から未反応単量体を除去する透明なゴム変性スチレン系樹脂の製造方法。【効果】 本発明による樹脂組成物は、その優れた透明性、耐衝撃性を有する。
請求項(抜粋):
25°Cにおける5重量%スチレン溶液の粘度が3〜40センチポイズであり、かつ重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.0〜1.8の範囲内にあり、さらにポリスチレン5〜50重量%とポリブタジエン50〜95重量%のブロック共重合体であるゴム状重合体(A1)を70重量%以上含有するゴム状重合体(A)、スチレン系単量体、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主体とする重合原料を重合装置に連続的に供給し、重合液を連続的に撹拌しながら重合温度80〜160°Cで重合を行うことにより、屈折率がゴム状重合体(A)の屈折率と実質的に同等であるスチレン系単量体と(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体(B)を生成させ、さらに重合液中の固形分量が40〜60重量%になる領域において該共重合体(B)を連続相に、ゴム状重合体(A)を直径0.2〜2.0μmの分散相にした後、重合液を重合装置から連続的に抜き出して後続の脱揮発分装置に供給し重合液から未反応単量体を除去することを特徴とする透明なゴム変性スチレン系樹脂の製造方法。
IPC (2件):
C08F279/02 MQP ,  C08F279/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る