特許
J-GLOBAL ID:200903048681843092

流体式のトルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-507946
公開番号(公開出願番号):特表2001-514366
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2001年09月11日
要約:
【要約】流体式のトルクコンバータ(1)であって、当該トルクコンバータがケーシング(2,3)内に配置されたポンプインペラ(4)、タービンランナ(5)、及びステータ(6)、並びに、トーション振動減衰器(40)を備えたコンバータロックアップ機構(70)を有している。タービンランナ(5)がタービンランナボス(13)を有しており、タービンランナボスがトルクコンバータ(1)の駆動ボス(15)に、軸線方向で少なくとも1つの軸線方向支承部(20,24,23,25)を用いて該出力ボスに対して軸線方向不動に支承され、かつ半径方向で1つの半径方向支承部(16,17)を用いて支承されており、タービンランナボス(13)と出力ボス(15)との間にストッパ歯部(34)を用いて回動遊びを伴った結合部が設けられており、さらに連行歯部(35)を用いてトーション振動減衰器(40)の入力部分(41)とタービンランナボス(13)との間に相対回動不能な結合部が設けられており、連行歯部(34)とストッパ歯部(35)とが軸線方向の互いにほぼ同じ位置に、かつ半径方向で互いに相手の内側若しくは外側に配置されている。
請求項(抜粋):
流体式のトルクコンバータであって、ケーシング内に配置されたポンプインペラ、タービンランナ、及びステータ、並びに、軸線方向に移動可能なピストンを備えたコンバータロックアップ機構、及びトーション振動減衰器を有しており、トーション振動減衰器が入力部分及び出力部分を備えており、入力部分と出力部分とが少なくとも該入力部分と出力部分との間に配置された蓄力器の戻し力に抗して互いに相対的に回動可能である形式のものにおいて、タービンランナがタービンランナボスを有しており、タービンランナボスがトルクコンバータの出力ボスに軸線方向で該出力ボスに対して少なくとも1つの軸線方向支承部を用いて軸線方向移動不動に支承され、かつ半径方向で1つの半径方向支承部を用いて支承されており、タービンランナボスと出力ボスとの間にストッパ歯部を用いて回動遊びを伴った結合部が設けられており、さらに連行歯部を用いてトーション振動減衰器の入力部分とタービンランナボスとの間に相対回動不能な結合部が設けられており、この場合、連行歯部とストッパ歯部とが軸線方向の互いにほぼ同じ位置に配置されて半径方向で互いに並んで位置していることを特徴とする流体式のトルクコンバータ。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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