特許
J-GLOBAL ID:200903048686099006

座 席

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059100
公開番号(公開出願番号):特開平10-248682
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 軽量で、通気性があり、感触や座り心地が良く快適性に優れ、座席に必要な三次元形状が出しやすく、製造が容易で、燃焼がすの有毒性が少なく、使用後も一体で分解する必要がない座席を提供する。【解決手段】 非弾性ポリエステル系捲縮短繊維集合体をマトリックス(a)とし、低い融点を有する熱可塑性エラストマーと非弾性ポリエステルとからなる弾性複合繊維(b)が分散・混入され、かつ該熱可塑性ポリエステルエラストマーの融着により該短繊維が一体化した0.015〜0.10g/cm3の密度を有するクッション構造体より形成され、一部が三次元曲面形状に成型された芯材〔A〕、その芯材〔A〕を被覆したポリエステル表皮層〔B〕およびその芯材〔A〕と表皮層〔B〕との間にあって、該芯材〔A〕よりも表面硬度が柔らかい、特定構造のポリエステル繊維層〔C〕よりなる座席。
請求項(抜粋):
(A)非弾性ポリエステル系捲縮短繊維集合体をマトリックス(a)とし、該短繊維中には短繊維を構成するポリエステルの融点よりも40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと非弾性ポリエステルとからなり、前者が少なくとも繊維表面に露出した弾性複合繊維(b)が分散・混入され、かつ該熱可塑性ポリエステルエラストマーの融着により該短繊維が一体化した0.015〜0.10g/cm3の密度を有するクッション構造体より形成され、一部が三次元曲面形状に成型された芯材〔A〕、(B)その芯材〔A〕を被覆したポリエステル表皮層〔B〕および(C)その芯材〔A〕と表皮層〔B〕との間にあって、該芯材〔A〕よりも表面硬度が柔らかく、非弾性ポリエステル系捲縮短繊維集合体をマトリックス(c)とし、該短繊維中には短繊維を構成するポリエステルの融点よりも40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと非弾性ポリエステルとからなり、前者が少なくとも繊維表面に露出した芯材〔A〕と同じもしくは異なる弾性複合繊維(d)が分散・混入され、かつ該熱可塑性ポリエステルエラストマーの融着により該短繊維が一体化したポリエステル繊維層〔C〕よりなり、かつ表皮層〔B〕とポリエステル繊維層〔C〕は接触界面において該複合繊維(d)の熱可塑性エラストマーの融点よりも20°C以上低い融点の低融点ポリマーで融着されていることを特徴とする座席。
IPC (4件):
A47C 27/00 ,  A47C 5/00 ,  A47C 27/12 ,  D04H 1/54
FI (5件):
A47C 27/00 K ,  A47C 5/00 ,  A47C 27/12 L ,  D04H 1/54 A ,  D04H 1/54 H
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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