特許
J-GLOBAL ID:200903048705818965
回転電機のコイル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 健
, 仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-099154
公開番号(公開出願番号):特開2004-312795
出願日: 2003年04月02日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】複雑な装置を必用とせずに回転電機のコイルの平角線を高い占積率で整然と巻回する。【解決手段】鉄心12の周囲を覆うインシュレータ13に平角線14を複数層に重ねて巻回する際に、インシュレータ13の巻き始め部分に対応する一対の長辺13dに沿ってそれぞれ段状突起部13hを形成し、前記段状突起部13hの幅Wはそこに巻回された初期ターン部の平角線14の倒れを阻止し得る幅に設定され、前記段状突起部13hの高さHは前記初期ターン部に隣接する複数層の実ターン部の最外層の平角線14が前記記初期ターン部の平角線14に係止されて巻回軸の方向へのずれを阻止される高さに設定される。インシュレータ13に一対の段状突起部13hを形成するだけなので、インシュレータ13の巻回部全体に階段状の段差を形成したり、高価な特殊巻き線機を使用したりする必要がなくなり、コイル11の製造コストを低く抑えることができる。【選択図】 図13
請求項(抜粋):
鉄心(12)の周囲を覆う絶縁部材(13,13′)の巻回部(13c,13c′)に平角線(14)を複数層に重ねて巻回した回転電機のコイルであって、
絶縁部材(13,13′)の巻回部(13c,13c′)は巻回軸(A)に直交する断面が方形状であり、平角線(14)の横断面は長辺(14a)および短辺(14b)を有する長方形状であり、平角線(14)の一方の長辺(14a)が絶縁部材(13,13′)の巻回部(13c,13c′)に対向するように巻回されるものにおいて、
絶縁部材(13,13′)の巻き始め部分に対応する巻回部(13c,13c′)の相対向する一対の辺(13d,13d′)に沿ってそれぞれ段状突起部(13h,13h′)を形成し、前記段状突起部(13h,13h′)の幅Wはそこに巻回された初期ターン部の平角線(14)の倒れを阻止し得る幅であり、前記段状突起部(13h,13h′)の高さHは前記初期ターン部に隣接する複数層の実ターン部の最外層の平角線(14)が、前記初期ターン部の平角線(14)に係止されて巻回軸(A)の方向へのずれを阻止される高さであることを特徴とする回転電機のコイル。
IPC (6件):
H02K3/18
, H02K1/14
, H02K1/18
, H02K1/24
, H02K3/34
, H02K3/46
FI (6件):
H02K3/18 P
, H02K1/14 Z
, H02K1/18 C
, H02K1/24 Z
, H02K3/34 B
, H02K3/46 B
Fターム (50件):
5H002AA06
, 5H002AB06
, 5H002AB07
, 5H002AC08
, 5H002AE01
, 5H603AA03
, 5H603AA04
, 5H603AA09
, 5H603BB01
, 5H603BB02
, 5H603BB09
, 5H603BB12
, 5H603CA01
, 5H603CA02
, 5H603CA05
, 5H603CB02
, 5H603CB22
, 5H603CC04
, 5H603CC07
, 5H603CC11
, 5H603CC17
, 5H603CC18
, 5H603CD01
, 5H603CD04
, 5H603CD13
, 5H603CD21
, 5H603CD28
, 5H603CE02
, 5H603EE02
, 5H603EE13
, 5H603FA04
, 5H603FA08
, 5H603FA16
, 5H604AA08
, 5H604BB01
, 5H604BB05
, 5H604BB10
, 5H604BB14
, 5H604CC01
, 5H604CC02
, 5H604CC05
, 5H604CC16
, 5H604DA14
, 5H604DB01
, 5H604DB15
, 5H604DB18
, 5H604PB03
, 5H604QA03
, 5H604QB03
, 5H604QB13
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
車両用交流発電機の回転子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-251491
出願人:三菱電機株式会社
-
特開昭61-196743
審査官引用 (2件)
-
車両用交流発電機の回転子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-251491
出願人:三菱電機株式会社
-
特開昭61-196743
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