特許
J-GLOBAL ID:200903048710838281
車両の姿勢制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051471
公開番号(公開出願番号):特開平10-244927
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】ドライバの運転フィーリングの確保と車体姿勢の迅速な修正との両立を図るとともに、ドライバの感じるショック及び違和感の低減を図る。【解決手段】車体横滑り角と目標横滑り角との間の横滑り角偏差量が切換判定しきい値以上になったとき、車体姿勢を迅速に修正する横滑り角制御を行う一方、横滑り角偏差量が切換判定しきい値よりも小さい間は、車体姿勢をドライバの運転操作に追従させるヨーレイト制御を行うSCSコントローラを備える。ヨーレイト制御の際、SCS制御量ψ′amt を、ヨーレイト制御の結果生じる車体横滑り角の推定変化量Δβ(SC4)が、介入判定しきい値よりも小値側に設定された上限値Δβlim 以下になるよう演算する(SC8〜SC14)。上限値を、車体速Vscs 、路面摩擦係数μ、ステアリングの操舵角θH 及び操舵速度θH ′に応じて変更設定する(SC6)ようにしてもよい。
請求項(抜粋):
車両の前後左右の各車輪に対し個別に制動力を付与可能に構成された制動手段と、この制動手段の作動を制御して上記各車輪に対し独立して制動力を付与することにより車体姿勢を制御する姿勢制御手段とを備えた車両の姿勢制御装置において、上記車体のヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、上記車体の前後方向に対する車体横滑り角を検出する車体横滑り角検出手段とを備えており、上記姿勢制御手段は、上記ヨーレイト検出手段により検出されるヨーレイトが目標走行方向に対応する目標ヨーレイトに収束するように車体にヨーモーメントを作用させるヨーレイト制御を行うヨーレイト制御部と、上記車体横滑り角検出手段により検出される車体横滑り角が目標走行方向に対応する目標横滑り角に収束するように車体にヨーモーメントを作用させて車体姿勢を修正する横滑り角制御を行う横滑り角制御部と、上記の検出された車体横滑り角と目標横滑り角との間の横滑り角偏差量が所定の第1設定量よりも小さいとき上記ヨーレイト制御部によるヨーレイト制御を行う一方、上記横滑り角偏差量が上記第1設定量以上になったとき上記ヨーレイト制御から上記横滑り角制御部による横滑り角制御に切換える切換制御部と、上記ヨーレイト制御部によるヨーレイト制御中に、そのヨーレイト制御の結果生じる車体横滑り角の変化量が上記第1設定量よりも小値側に設定された第2設定量以下になるよう、上記ヨーレイト制御の制御量に制限を加える制限制御部とを備えていることを特徴とする車両の姿勢制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-362471
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車両のヨー運動制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-106935
出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所
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車両の旋回制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-166401
出願人:三菱自動車工業株式会社
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