特許
J-GLOBAL ID:200903048720014708

センサレスブラシレスモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沼 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-058120
公開番号(公開出願番号):特開平7-245983
出願日: 1994年03月03日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 永久磁石回転子の回転を完全に停止せずにセンサレスブラシレス動作より再起動できるセンサレスブラシレスモータ。【構成】 永久磁石回転子1と三相固定子巻線2と三相インバータ3と転流制御回路4と回転位置検出回路5とマイクロコンピュータ6からなる。マイクロコンピュータ6は、インバータ起動時駆動基準信号m1 を出力し起動後は回転位置信号e3 に基づき回転速度対応信号e4 を出力しかつインバータ駆動基準信号m2 を出力し、停止信号入力後直ちに運転信号e8 が入力するときは、インバータ駆動基準信号を出力する。永久磁石回転子1は、初期励磁━同期モータ動作━センサレスブラシレス動作で起動し、停止信号入力後直ちに再起動するときは、センサレスブラシレス動作━停止ブラシレス動作━センサレスブラシレス動作で再起動し、また、停止信号入力後少し経って再起動するときは、再起動禁止時間経過後に運転を再開する。
請求項(抜粋):
永久磁石回転子と、三本の固定子巻線がY結線された三相固定子巻線と、直流電源から給電されて転流制御信号によりトランジスタ群を所要にオン・オフ制御して出力線に交流電圧を出力して三相固定子巻線の転流を制御する三相インバータと、前記三相インバータへ転流制御信号を出力する転流制御回路と、前記三相固定子巻線の誘起電圧を検出して永久磁石回転子の回転位置に応じた回転位置信号を出力する回転位置検出回路と、前記回転位置検出回路と前記転流制御回路の間に介設されたマイクロコンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータは、起動時に二-三相励磁または二相励磁を行うためのインバータ起動時駆動基準信号としまた起動後は二相励磁を行うためのインバータ駆動基準信号とする信号群が内部のROMに書き込まれていて、運転信号が入力したらパターン繰り返し周期を所定短周期になるまで漸次速めていくように前記信号群の全部または一部を前記転流制御回路へ繰り返し出力し、起動後は前記回転位置信号を入力してパターン繰り返し周期を一周期毎に演算して各周期に合わせて前記信号群の全部または一部を繰り返し出力するようになっており、さらに停止信号が入力したらインバータ駆動基準信号の出力を停止する一方、回転位置信号を引き続き入力してパターン繰り返し周期を一周期毎に所要に演算していき、もしも、停止信号が入力してから永久磁石回転子の回転位置検出不能境界点に回転低下するまでの間に運転信号が入力するときは、そのときからインバータ駆動基準信号をパターン繰り返し周期に合わせて繰り返し出力して運転を再開するようになっており、もしもまた、停止信号が入力してから永久磁石回転子の回転位置検出不能境界点に回転低下した後に運転信号が入力するときは、回転位置検出不能境界点から永久磁石回転子が回転を停止するまでの時間を再起動禁止時間として該再起動禁止時間経過後に運転を再開するようになっていることを特徴とするセンサレスブラシレスモータ。
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • ブラシレスモータの駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069004   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開平2-241394
  • 特開平4-165988
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審査官引用 (7件)
  • ブラシレスモータの駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069004   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開平2-241394
  • 特開平4-165988
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