特許
J-GLOBAL ID:200903048725823310

共重合ポリアミドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-192314
公開番号(公開出願番号):特開平8-157593
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】4〜14の脂肪族ジアミンとテレフタル酸から形成されるアミド構造単位を有し、構造単位の連鎖分布存在比が一定条件を満足し、さらに、半結晶化時間が式(C)を満足する共重合ポリアミド、および、最高到達圧力が5〜23kg/cm2 -G2、最高到達温度が260°C〜330°Cの条件で一次縮合物を形成した後、{スクリューの長さL}/{スクリューの最外径D}が2以下のスクリューセグメントを含む2軸スクリュー押出機を用いて、溶融押出し高重合度化する上記共重合ポリアミドの製造方法。4.4-0.1 (Tm-T)≦logt1/2 ≦5.5-0.1 (Tm-T) (C)〔ここで、t1/2 は半結晶化時間(秒)であり、Tmは共重合ポリアミドの融点(°C)であり、Tは半結晶化時間の測定温度(°C)である。〕【効果】成形性をはじめ、色調、引張強度、引張伸び、曲げ強度、曲げ弾性率、耐薬品性、熱変形温度などが向上したものが得られる。
請求項(抜粋):
炭素数4〜14の脂肪族ジアミンとテレフタル酸から形成されるアミド結合を有し、該アミド結合の連鎖分布存在比が式(A)および(B)を満足し、さらに、半結晶化時間が式(C)を満足することを特徴とする共重合ポリアミド。 0.9≦[XY]obs./[XY]calcd.≦1.1 (A) 0.9≦[XX]obs./[XX]calcd.≦1.1 (B)〔ここで、Xは炭素数4〜14の脂肪族ジアミンとテレフタル酸から形成されるアミド結合であり、YはX以外のアミド結合を意味する。[XY]は全アミド結合に対して、XとYがポリマ構造中で隣合っている割合、また、[XX]は全アミド結合に対して、XとXがポリマ構造中で隣合っている割合を示す。[XY]calcd.および[XX]calcd.はXおよびYのアミド結合が統計的にランダムな連鎖分布として計算される[XY]および[XX]のそれぞれの値であり、[XY]obs.および[XX]obs.は該共重合ポリアミドから実測される[XY]および[XX]のそれぞれの値である。〕4.4-0.1 (Tm-T)≦logt1/2 ≦5.5-0.1 (Tm-T) (C)〔ここでt1/2 、は半結晶化時間(秒)であり、Tmは共重合ポリアミドの融点(°C)であり、Tは半結晶化時間の測定温度(°C)である。〕
IPC (4件):
C08G 69/26 NSA ,  C08G 69/26 NSB ,  B29C 47/40 ,  B29B 11/10
引用特許:
出願人引用 (1件)

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