特許
J-GLOBAL ID:200903048790828370

研削方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231735
公開番号(公開出願番号):特開平8-090408
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 剛性の小さい工作物の円筒部の研削方法において、製造コストを増大することなく真円度及び加工精度を高める。【構成】 研削盤は工作物Wの回転軸線と平行なZ方向と交差するX方向の2方向において工作物に対し移動する砥石車21を備えている。先ず工作物Wの円筒部Waの一部Wdを定寸装置30により測定しながら所定の仕上げ取代を残した径までプランジ研削による荒研削を行い、この荒研削の途中以後で前記コンタリング研削よりも前の時点において振れ止め装置40を円筒部Waの一部Wdに当接し、荒研削の終了時点における定寸装置30の出力信号に基づいてX方向における機械座標系を再設定する。次いで振れ止め装置40を円筒部Waに当接したままで、再設定した機械座標系に基づき工作物Wの円筒部Waと隅部Wbをコンタリング研削により仕上げ寸法まで仕上げ研削を行う。
請求項(抜粋):
工作物の回転軸線と平行な方向及びこれと交差する方向において工作物に対し相対移動する砥石車を備えた研削盤により、前記工作物の円筒部の外径寸法を測定する定寸装置と、前記工作物の円筒状外周面に当接して同円筒状外周面における前記工作物の半径方向移動を拘束する振れ止め装置を使用して、前記工作物の円筒部及び同円筒部に隣接する隅部を前記砥石車によりコンタリング研削する研削方法において、コンタリング研削による前記円筒部及び隅部の仕上げ研削に先立ち前記円筒部の一部を前記定寸装置により測定しながら所定の仕上げ取代を残した径までプランジ研削による荒研削を行い、前記荒研削の途中以後で前記コンタリング研削による仕上げ研削以前の時点において前記振れ止め装置を前記円筒部が仕上径まで研削加工されても同振れ止め装置が前記円筒部の前記一部から離れないような押し代で前記円筒部の前記一部に当接し、前記プランジ研削による荒研削の終了時点において前記砥石車の前記工作物と交差する方向における機械座標系を前記荒研削終了時の前記定寸装置の出力信号に基づいて再設定し、次いで前記振れ止め装置を前記円筒部の一部に当接したままの状態で前記再設定した機械座標系に基づき前記工作物の前記円筒部と前記隅部をコンタリング研削により仕上げ寸法まで仕上げ研削を行うことを特徴とする研削方法。
IPC (3件):
B24B 49/02 ,  B24B 5/00 ,  B24B 5/42
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 研削盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-311179   出願人:豊田工機株式会社
  • 特開昭50-103788
  • 特開昭56-003168
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