特許
J-GLOBAL ID:200903048824702487

半導体電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158191
公開番号(公開出願番号):特開平10-178783
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 自己消弧形半導体スイッチ素子10単体の持つ容量を有効に利用した素子10多並列形の大容量装置化を、軽い経済的負担で実現する。【解決手段】 1並列・多並列のいずれかの変換モジュール(10UP・10UN)の両端に平滑コンデンサ11Uを接続したユニットを基本ユニットとし、このような基本ユニットを各相毎に多並列に接続する。各基本ユニットを次のように配線する。基本ユニットと直流端子2PT・2NTとの間に該基本ユニットに固有の大きな配線浮遊インピーダンス13Uが介在する。基本ユニット内の平滑コンデンサ11Uと変換モジュール(10UP・10UN)との間に小さな配線浮遊インピーダンス14Uが介在する。直流端子2PT・2NTに至る大きな配線浮遊インピーダンス13Uは個々の基本ユニットに固有のものであり、基本ユニット相互の電流バランスを是正するように働く。しかし、そこに蓄積される電磁エネルギはターンオフ時に平滑コンデンサ11Uに吸収されるので、スイッチ素子10Uの電流遮断能力上の負担にはならない。
請求項(抜粋):
直列に接続した正側および負側の各自己消弧形半導体スイッチ素子を含む多数の変換モジュールを備え、前記各変換モジュールの両端を直流端子に配線し、前記各変換モジュールの接続中点を各相の交流端子に配線し、直流・多相交流間の一方から他方へ電力を変換する半導体電力変換装置において、1並列・多並列のいずれかの前記変換モジュールの両端に平滑コンデンサを接続したユニットを基本ユニットとし、前記基本ユニットを各相毎に多並列に接続し、前記各基本ユニットの配線態様を、該基本ユニットと前記直流端子との間に該基本ユニットに固有の大きな配線浮遊インピーダンスが介在し、該基本ユニット内の平滑コンデンサと変換モジュールとの間に小さな配線浮遊インピーダンスが介在するように定めたことを特徴とする半導体電力変換装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/5387 ,  H02P 7/63 302
FI (3件):
H02M 7/48 D ,  H02M 7/5387 Z ,  H02P 7/63 302 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る