特許
J-GLOBAL ID:200903048829761198

液体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-332166
公開番号(公開出願番号):特開平8-166036
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 部品数を削減して製造を容易にし、所要の振動減衰力及び振動絶縁性能を発揮し得る液体封入式マウントを提供する。【構成】 ケース1のカップ部材12に支持筒部14が一体に形成され、この支持筒部14によって、ダイアフラム4の内周近傍が、アイドルオリフィス53の開口部周縁53aに密接状態に固定されている。第二液室Bは小径のショックオリフィス52を介して第一液室Aと連通し、アイドルオリフィス53は、ダイアフラム4の内周部42によって下端開口が塞がれている。低周波大変位入時には封入液Lがショックオリフィス52を通じて第一液室Aと第二液室B間を流れ、アイドル振動入力時にはダイアフラム4の内周部42によってアイドルオリフィス53での封入液Lの液柱共振による動バネ定数低下を可能とする。
請求項(抜粋):
ケース(1)とセンターボス(2)との間に一体的に設けられ円周方向に連続したエラストマからなる弾性体(3)と、前記ケース(1)の内周に変位自在に封着されたダイアフラム(4)との間の液体封入空間が、隔壁(5)を介して前記弾性体(3)側の第一液室(A)と前記ダイアフラム(4)側の第二液室(B)に仕切られ、前記隔壁(5)に、低周波数域の大変位入力時の封入液の移動を許容するショックオリフィス(52)と、このショックオリフィス(52)よりも大径であって中・高周波数域の振動入力時の封入液の移動を許容するアイドルオリフィス(53)が開設され、前記ケース(1)に、前記ダイアフラム(4)の一部を前記隔壁(5)における前記アイドルオリフィス(53)の開口部周縁(53a)に密接固定する支持筒部(14)を有することを特徴とする液体封入式マウント。
IPC (2件):
F16F 13/06 ,  B60K 5/12
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 液圧緩衝式ゴムマウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-216006   出願人:カール・フロイデンベルク
  • 特開昭64-030942
  • 特公平6-001094
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