特許
J-GLOBAL ID:200903048842369574

燃料遮断弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-086309
公開番号(公開出願番号):特開2008-240711
出願日: 2007年03月29日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】燃料遮断弁10は、ケーシングを構成するのに溶着などの面倒な組付作業を不要とし、閉弁液位を高く設定できること。【解決手段】燃料遮断弁10は、主接続通路22aに接続される主弁室21S、主弁室21Sに副接続通路32cを介して接続される副弁室31Sを有するケーシング20と、主弁室21Sに収納された主弁機構40と、副弁室31Sに収納された副弁機構60とを備えている。ケーシング20は、主弁室21Sを形成するケーシング本体21と、副弁室31Sを形成する下蓋30とを備え、連結機構で機械的に連結されている。給油により燃料は、第2液位FL2に達すると、副弁室31Sに流入して副フロート61で副接続通路32cを閉じる。燃料が第1液位FL1に達すると、第1連通路21Pを通じて燃料が主弁室21Sへ流入し主弁機構40がその浮力により上昇して主接続通路22aを閉じる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料タンク(FT)の上部に装着され、該燃料タンク(FT)内の燃料液位に応じて上記燃料タンク(FT)内と外部とを接続する主接続通路(22a)を連通遮断する燃料遮断弁において、 上記主接続通路(22a)に接続される主弁室(21S)と、該主弁室(21S)に副接続通路(32c)を介して接続される副弁室(31S)とを有するケーシング(20)と、 上記主弁室(21S)に収納され、該主弁室(21S)の燃料液位により上昇して上記主接続通路(22a)を閉じる主弁機構(40)と、 上記副弁室(31S)に収納され、該副弁室(31S)の燃料液位により上昇して上記副接続通路(32c)を閉じる副弁機構(60)と、 を備え、 上記ケーシング(20)は、 上記主弁室(21S)を形成するケーシング本体(21)と、該ケーシング本体(21)に装着され上記副弁室(31S)を形成する下蓋(30)と、上記ケーシング本体(21)と上記下蓋(30)とを機械的に連結する連結機構と、上記燃料タンク(FT)と上記主弁室(21S)とを連通する第1連通路(21P)と、上記燃料タンク(FT)と上記副弁室(31S)とを連通する第2連通路(31P)と、 を有し、 上記連結機構は、上記ケーシング本体(21)に形成された係合部(23b)と、上記下蓋(30)に形成され上記係合部(23b)に係合する被係合部(31a)とを有し、 上記第2連通路(31P)は、燃料タンク(FT)内の燃料液位が第1液位(FL1)に達したときに上記副弁室(31S)に燃料を導いて上記副弁機構(60)の上昇で上記副接続通路(32c)を閉じるように形成され、 上記第1連通路(21P)は、上記ケーシング本体(21)の下端より上方でありかつ上記第1液位(FL1)より高い位置に上記第2液位(FL2)を設定するとともに、燃料タンク(FT)内の燃料液位が第2液位(FL2)に達したときに上記主弁室(21S)に燃料を導いて上記主弁機構(40)の上昇で上記主接続通路(22a)を閉じるように形成されたこと、 を特徴とする燃料遮断弁。
IPC (3件):
F02M 37/00 ,  F16K 31/22 ,  B60K 15/01
FI (4件):
F02M37/00 301G ,  F02M37/00 311A ,  F16K31/22 ,  B60K15/02 E
Fターム (16件):
3D038CA04 ,  3D038CA15 ,  3D038CA22 ,  3D038CA26 ,  3D038CA27 ,  3D038CB01 ,  3D038CC05 ,  3D038CC19 ,  3H068AA01 ,  3H068BB53 ,  3H068DD12 ,  3H068DD14 ,  3H068DD17 ,  3H068EE01 ,  3H068FF06 ,  3H068GG07
引用特許:
出願人引用 (1件)

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