特許
J-GLOBAL ID:200903048842554630
酸化物被覆軟磁性粉末の製造方法、酸化物被覆軟磁性粉末、圧粉磁心および磁性素子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
増田 達哉
, 朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-234060
公開番号(公開出願番号):特開2009-088502
出願日: 2008年09月11日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】表面を絶縁性の高い酸化物で被覆してなり、長期にわたって渦電流損失が小さく、高透磁率の圧粉磁心を製造可能な酸化物被覆軟磁性粉末を安価に製造することができる酸化物被覆軟磁性粉末の製造方法、かかる製造方法により製造された酸化物被覆軟磁性粉末、この粉末を用いて製造され、高透磁率で低損失の圧粉磁心、およびこの圧粉磁心を備えた高性能の磁性素子を提供すること。【解決手段】チョークコイル10は、酸化物被覆軟磁性粉末の加圧成形体で構成された圧粉磁心11と導線12とを有する。酸化物被覆軟磁性粉末は、主成分としてFeを含み、副成分として、Si、AlおよびCrのうちの少なくとも1種を含む軟磁性材料で構成され、酸化鉄を含む酸化物層で覆われた一次粒子を用意する工程と、一次粒子に不活性雰囲気中で熱処理を施すことにより、酸化物層中に副成分の酸化物を生成し、二次粒子を得る工程とを有する方法により製造される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
主成分としてFeを含み、前記主成分に次いで含有率の大きい副成分として、Si、AlおよびCrのうちの少なくとも1種を含む軟磁性材料で構成され、表面が酸化鉄を含む酸化物層で覆われた一次粒子を用意する第1の工程と、
該一次粒子に対して、不活性雰囲気中で熱処理を施すことにより、前記酸化物層中の酸化鉄の少なくとも一部を還元するとともに、前記酸化物層中に前記副成分の酸化物を生成し、二次粒子を得る第2の工程とを有することを特徴とする酸化物被覆軟磁性粉末の製造方法。
IPC (10件):
H01F 1/33
, H01F 1/24
, B22F 1/02
, B22F 1/00
, B22F 3/00
, B22F 3/02
, C22C 33/02
, C22C 38/00
, H01F 1/26
, H01F 41/02
FI (13件):
H01F1/33
, H01F1/24
, B22F1/02 E
, B22F1/00 Y
, B22F1/00 B
, B22F3/00 B
, B22F3/02 N
, C22C33/02 L
, C22C33/02 M
, C22C33/02 N
, C22C38/00 303T
, H01F1/26
, H01F41/02 D
Fターム (11件):
4K018AA24
, 4K018BB04
, 4K018BC01
, 4K018BC28
, 4K018CA07
, 4K018CA11
, 4K018KA44
, 5E041BC01
, 5E041HB11
, 5E041HB17
, 5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
圧粉磁心の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-008234
出願人:株式会社三信
審査官引用 (9件)
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