特許
J-GLOBAL ID:200903048951916674

チューブレスタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356504
公開番号(公開出願番号):特開2000-177308
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 操縦安定性と乗り心地性とのバランスを保ち実車性能を維持しながら、軽量化や生産性の向上をより大巾に改善する。【解決手段】 カーカスプライ6Aのトッピングゴム11は、タイヤ内腔面Sをなす内側トッピング部11iのみを、ブチル系ゴムから形成する。ビードエーペックス高さhaは10〜20mm、かつプライ折返し部6bの折返し高さhbはタイヤ断面高さHの0.3〜0.7倍であり、このプライ折返し部6bは、前記エーペックスゴム8の外方端8tよりも外方に、プライ本体部6aと近接する近接域15を形成する。プライ折返し部15は、外方端8t近傍において5〜15mmの曲率半径Rを有して湾曲する。前記近接域15におけるプライ本体部6aとプライ折返し部6bとのコード間ゴム厚さTbは0.3〜0.8mmである。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部と、このプライ本体部に連なり前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返すプライ折返し部とを一体に有するラジアル配列の1枚のカーカスプライからなり、かつ前記プライ本体部によりタイヤ内腔面を形成するカーカス、及びこのカーカスのプライ本体部とプライ折返し部との間を通って前記ビードコアからタイヤ半径方向外方に先細状にのびるビードエーペックスゴムを具え、前記カーカスプライは、カーカスコードを互いに平行に配列したコード配列体とこのコード配列体の両面を被覆するトッピングゴムとからなり、かつ前記トッピングゴムは、前記プライ本体部を形成する範囲に添設されて前記タイヤ内腔面をなす内側トッピング部のみを、ゴム基材100重量部中にブチルゴム又はその誘導体を10重量部以上含有するブチル系ゴムで形成するとともに、前記プライ折返し部は、前記エーペックスゴムの半径方向外方端よりも外方に突出することによりこのプライ折返し部がプライ本体部と近接する近接域を有し、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態において、前記プライ折返し部は、前記エーペックスゴムの半径方向外方端近傍において5〜15mmの曲率半径を有して湾曲する一方、前記プライ折返し部の半径方向外方端のビードベースラインからの折返し高さhbをタイヤ断面高さHの0.3〜0.7倍、かつ前記ビードエーペックスゴムの前記半径方向外方端のビードベースラインからのビードエーペックス高さhaを10〜20mmとするとともに、前記プライ本体部のカーカスコードとタイヤ内腔面との間のゴム厚さTaは0.3〜0.8mm、かつ前記近接域において隣り合うプライ本体部のカーカスコードとプライ折返し部のカーカスコードとの間のコード間ゴム厚さTbは0.3〜0.8mmであることを特徴とするチューブレスタイヤ。
IPC (4件):
B60C 5/14 ,  B60C 1/00 ,  B60C 15/00 ,  B60C 15/06
FI (4件):
B60C 5/14 Z ,  B60C 1/00 C ,  B60C 15/00 B ,  B60C 15/06 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 空気入りチューブレスタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-057747   出願人:住友ゴム工業株式会社
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-003047   出願人:横浜ゴム株式会社
  • 特開平4-066311
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