特許
J-GLOBAL ID:200903048972634695

ブラインド等化システム及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-121240
公開番号(公開出願番号):特開平7-095136
出願日: 1994年06月02日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 デジタル通信の受信側に使われるブラインド等化システムにおいて、ゴダッドアルゴリズムとDDA間の転換及びステップサイズの変換が受信された信号の収束程度により適応的になされることによりさらに迅速かつ良好な等化が行われるように、ゴダッドアルゴリズムとDDA間の相互アルゴリズムの転換を制御するためのブラインド等化システム及びその制御方法を提供する。【構成】 等化された信号と配列上で前記等化された信号に対応する決定ポイント間の距離平均値を算出し(15a,15b)、距離平均値が所定のスレッショルド値より小さくなければ決定志向アルゴリズム(DDA)14に転換して等化係数を計算する。距離平均値が所定の異なるスレッショルド値より大きければゴダッドアルゴリズム13にして等化係数を計算する(15c)。
請求項(抜粋):
デジタル通信の受信されたデータ信号を等化アルゴリズムにより発生される等化係数によってブラインド等化するためのブラインド等化システムの制御方法であって、前記等化係数のステップサイズを所定値に初期化する段階と、前記ステップサイズにより位相エラーを問わずチャネル歪を取り除く第1アルゴリズムを所定回数ほど実行する初期等化段階と、前記初期等化の第1アルゴリズムに対応するエラー値を用いて、前記ステップサイズを第1ステップサイズに変更する第1変更段階と、前記変更された第1ステップサイズで前記第1アルゴリズムを実行し、前記第1ステップサイズを適応的に変更させる第1適応等化段階と、前記第1適応等化段階の実行に対応して変化する第1転換決定変数値の大きさを第1基準値と比較する第1比較段階と、前記第1比較段階の比較結果により、前記等化係数発生のためのアルゴリズムを第2アルゴリズムに転換する第1転換段階と、前記第2アルゴリズムを実行して、第2アルゴリズムの実行によるエラー値を用いて前記ステップサイズを第2ステップサイズに変更する第2変更段階と、前記変更された第2ステップサイズにより前記第2アルゴリズムを実行し、前記第2ステップサイズを適応的に可変させる第2適応等化段階と、前記第2適応等化段階の実行に対応して変化する第2転換決定変数値の大きさを第2基準値と比較する第2比較段階と、前記第2比較段階の比較結果により、前記等化係数発生のためのアルゴリズムを前記第2アルゴリズムから前記第1アルゴリズムに転換する第2転換段階とを含むことを特徴とするブラインド等化システムの制御方法。
IPC (3件):
H04B 7/005 ,  H03M 13/00 ,  H04L 27/01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-145827
  • 特開平3-175748
  • 自動等化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-186988   出願人:株式会社日立製作所

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