特許
J-GLOBAL ID:200903049053780452

内燃機関用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-399245
公開番号(公開出願番号):特開2002-195092
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 クランクセンサ異常時、カム信号の発生間隔を分周した疑似起動タイミングによる各種制御処理中におけるカム信号の新たな発生に対処すること。【解決手段】 クランクセンサの異常(断線等)でクランク信号が出力されなくなったときにはカム信号の発生間隔が1/3分周されて生成された疑似起動タイミングに応じて各種制御処理が実行される。この疑似起動タイミングに応じた各種制御処理中に、急加速によるカム信号の新たな発生があり、この際に疑似起動タイミングの発行が間に合わず未発行分があると、これに対応する疑似起動タイミングが直ちに生成され、この疑似起動タイミングに応じて同様に各種制御処理が実行される。これにより、各種制御処理中に急加速があっても疑似起動タイミングが漏れなく発行されることで退避走行時における内燃機関の運転状態をより安定させることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の所定クランク角度毎に発生されるクランク信号を検出するクランクセンサと、前記内燃機関のカム軸のカム角度に従って、前記クランク信号の発生間隔に対して倍数の関係にて発生されるカム信号を検出するカムセンサと、前記クランク信号に応じた所定のクランク角度毎に前記内燃機関に対する燃料噴射制御処理、点火時期制御処理またはその他の制御処理を実行するための起動タイミングを生成する起動タイミング生成手段と、前記クランクセンサの異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段で前記クランクセンサの異常が検出されたときには、前記カム信号の発生間隔を分周して前記起動タイミングに代わる疑似起動タイミングを生成する疑似起動タイミング生成手段と、前記起動タイミングまたは前記疑似起動タイミングに応じて燃料噴射制御処理、点火時期制御処理またはその他の制御処理を実行する制御手段と、前記制御手段による前記疑似起動タイミングに応じた各種制御処理中に、前記カム信号の新たな発生があり、この際に前記疑似起動タイミングの未発行分があるときには、これに対応する前記疑似起動タイミングを直ちに生成する未発行タイミング生成手段とを具備することを特徴とする内燃機関用制御装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 345 ,  F02D 41/22 335 ,  F02P 5/15
FI (6件):
F02D 45/00 362 G ,  F02D 45/00 362 B ,  F02D 45/00 362 E ,  F02D 45/00 345 A ,  F02D 41/22 335 G ,  F02P 5/15 L
Fターム (29件):
3G022AA03 ,  3G022EA08 ,  3G022EA09 ,  3G022FA02 ,  3G022GA01 ,  3G022GA02 ,  3G022GA05 ,  3G084AA03 ,  3G084BA15 ,  3G084BA17 ,  3G084DA30 ,  3G084EB10 ,  3G084EB22 ,  3G084EC02 ,  3G084EC03 ,  3G084FA33 ,  3G084FA38 ,  3G084FA39 ,  3G301HA01 ,  3G301HA06 ,  3G301JB01 ,  3G301JB08 ,  3G301LA00 ,  3G301MA20 ,  3G301NC06 ,  3G301ND42 ,  3G301PE01Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE05Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-227871
  • 内燃機関用制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-271554   出願人:株式会社デンソー

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