特許
J-GLOBAL ID:200903008282630148

内燃機関用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-271554
公開番号(公開出願番号):特開2000-104619
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 クランクセンサ異常でクランク信号の発生がないときにカム信号の発生間隔の分周による割込を発生させ、内燃機関に対する各種制御処理を実行すること。【解決手段】 クランクセンサ10からのクランク信号が正常に発生されているときには通常の起動タイミングにて30°CA毎に内燃機関に対する燃料噴射制御処理、点火時期制御処理、またはその他の制御処理が実行される。一方、クランクセンサ10の異常(断線等)でクランク信号が出力されなくなったときにはカム信号の発生間隔が1/3分周されて生成された疑似起動タイミングに応じて同様に各種制御処理が実行される。これにより、クランクセンサ10の異常時でクランク信号の入力がなくてもカム信号の入力がありさえすれば、疑似起動タイミングにて内燃機関に対して必要な各種制御処理が実行されることで退避走行が可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の所定クランク角度毎に発生されるクランク信号を検出するクランクセンサと、前記内燃機関のカム軸のカム角度に従って、前記クランク信号の発生間隔に対して倍数の関係にて発生されるカム信号を検出するカムセンサと、前記クランク信号に応じた所定のクランク角度毎に前記内燃機関に対する燃料噴射制御処理、点火時期制御処理、またはその他の制御処理を実行するための起動タイミングを生成する起動タイミング生成手段と、前記クランクセンサの異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段で前記クランクセンサの異常が検出されたときには、前記カム信号の発生間隔を分周して前記起動タイミングに代わる疑似起動タイミングを生成する疑似起動タイミング生成手段と、前記起動タイミングまたは前記疑似起動タイミングに応じて燃料噴射制御処理、点火時期制御処理またはその他の制御処理を実行する制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関用制御装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00
FI (2件):
F02D 45/00 362 G ,  F02D 45/00 362 S
Fターム (9件):
3G084BA13 ,  3G084BA17 ,  3G084DA30 ,  3G084EA07 ,  3G084EB03 ,  3G084EB24 ,  3G084EC00 ,  3G084FA33 ,  3G084FA38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-335677   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 回転信号発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-320619   出願人:日本電装株式会社
  • 素子の位置を電子的にシミュレートする装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-508896   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

前のページに戻る