特許
J-GLOBAL ID:200903049107313901

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224524
公開番号(公開出願番号):特開平7-077073
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】バルブタイミング制御装置において、機関負荷に応じて内部EGRで有効な排気浄化を図り、併せて内部EGRに起因した失火を防止する。【構成】可変バルブタイミング機構 (VVT)を制御してバルブオーバラップを所定範囲内で連続的に変更可能に構成する。エンジン運転時に吸気圧PMの大きさを判断し(102) 、軽・中負荷であると判断した場合に、スロットル開度TA、エンジン回転数NE等に基づき進角値θVTA の値を算出する(104) 。又、吸気圧PMの大きさに応じて進角制限値θLIM の値を算出する(105) 。そして、進角値θVTA と進角制限値θLIM とを比較し(106) 、進角値θVTA が大きい場合に、進角制限値θLIM の値を進角値θVTA の値として設定し(107) 、その値に基づきVVT を制御すべくリニアソレノイドバルブ(LSV) を制御する。従って、バルブオーバラップによる内部EGRの量が負荷状態に応じて適度に制限される。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを連続的に可変とするために駆動される可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、バルブタイミングの制御すべき目標値を算出するための制御目標値算出手段と、前記制御目標値算出手段の算出結果に基づき、前記吸気バルブと前記排気バルブとのバルブオーバラップを連続的に変更すべく前記可変バルブタイミング機構を駆動制御するための駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記バルブオーバラップにより前記燃焼室に再吸入される排気ガスの量が前記運転状態検出手段により検出される前記運転状態に応じた所定値を越えないように、前記制御目標値算出手段の算出結果に対して制限を加えるための制御目標値制限手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34
引用特許:
審査官引用 (4件)
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