特許
J-GLOBAL ID:200903049326526465

ポジ型感光性平版印刷版

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-335145
公開番号(公開出願番号):特開平9-179290
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 網点再現の際、フィルムのエッジ部分の不要画像が版上に形成されにくく、露光後の可視画性及び現像後の検版性が良好であり、レジスターマークが見易く、かつ高い感度を有するポジ型感光性平版印刷版を提供することである。【解決手段】 粗面化し陽極酸化処理したアルミニウム板表面にa)o-ナフトキノンジアジド化合物、b)アルカリ水可溶、水不溶性の樹脂、c)光により酸を発生する化合物、d)酸により色調が変化する青色系染料及びe)特定構造で表わされ417nmの吸光度が436nmの吸光度の70%以上である黄色系染料を含有する感光性組成物の層を塗設する。
請求項(抜粋):
粗面化し次いで陽極酸化処理したアルミニウム板表面に下記のa)〜e)を含有する感光性組成物の層を塗設したことを特徴とするポジ型感光性平版印刷版。a)o-ナフトキノンジアジド化合物b)アルカリ水可溶、水不溶性の樹脂c)光により酸を発生する化合物d)酸により色調が変化する青色系染料e)一般式〔I〕、〔II〕あるいは〔III〕で表わされ、417nmの吸光度が436nmの吸光度の70%以上である黄色系染料【化1】式〔I〕中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基又はアルケニル基を示す。またR1とR2は環を形成してもよい。R3、R4、R5はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基を示す。G1、G2はそれぞれ独立にアルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、アリールカルボニル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基又はフルオロアルキルスルホニル基を示す。またG1とG2は環を形成してもよい。さらにR1、R2、R3、R4、R5、G1、G2のうち1つ以上に1つ以上のスルホン酸基、カルボキシル基、スルホンアミド基、イミド基、N-スルホニルアミド基、フェノール性水酸基、スルホンイミド基、又はその金属塩、無機又は有機アンモニウム塩を有する。YはO、S、NR(Rは水素原子もしくはアルキル基又はアリール基)、Se、-C(CH3)2-、-CH=CH-より選ばれる2価原子団を示し、n1は0、1を示す。【化2】〔式中、R6及びR7はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、ヘテロ環基、置換ヘテロ環基、アリル基又は置換アリル基を表わし、また、R6とR7とは共にそれが結合している炭素原子と共に環を形成しても良い。n2は、0、1又は2を表わす。G3及びG4はそれぞれ独立に、水素原子、シアノ基、アルコキシカルボニル基、置換アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、置換アリールオキシカルボニル基、アシル基、置換アシル基、アリールカルボニル基、置換アリールカルボニル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、フルオロアルキルスルホニル基を表わす。ただし、G3とG4が同時に水素原子となることはない。また、G3とG4とはそれが結合している炭素原子と共に非金属原子から成る環を形成しても良い。〕さらにR6、R7、G3、G4のうち1つ以上に1つ以上のスルホン酸基、カルボキシル基、スルホンアミド基、イミド基、N-スルホニルアミド基、フェノール性水酸基、スルホンイミド基、又はその金属塩、無機又は有機アンモニウム塩を有する。【化3】R8、R9、R10、R11、R12、R13はそれぞれ同じでも異なっていてもよく水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルコキシル基、ヒドロキシル基、アシル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ニトロ基、カルボキシル基、クロル基、ブロモ基を表わす。
IPC (5件):
G03F 7/004 507 ,  G03F 7/004 503 ,  G03F 7/00 503 ,  G03F 7/022 ,  G03F 7/039
FI (5件):
G03F 7/004 507 ,  G03F 7/004 503 ,  G03F 7/00 503 ,  G03F 7/022 ,  G03F 7/039
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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