特許
J-GLOBAL ID:200903049333148581

超音波造影描画装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-329753
公開番号(公開出願番号):特開2009-090134
出願日: 2008年12月25日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】 生体組織の応答信号に含まれる高調波成分と造影剤の応答信号に含まれる高調波成分とを弁別して抽出する。【解決手段】 造影剤の応答信号は広い周波数帯域に分布し、かつ信号強度も高いことに鑑み、送信部は超音波ビームを同一方向に時間間隔をおいて複数(M、但しM≧2の自然数)回送信する機能を有し、各回の超音波信号はそれぞれ周波数の異なる波形の継続よりなり、かつそれらの各回の信号は極性反転に関して互いに非対称となるように送信され、受信部は複数(M)回の超音波信号の応答信号を整相処理する機能と、整相処理された応答信号を加算又は減算処理して生体組織の応答信号を減弱する機能とを有してなるものとする。また、応答信号の帯域通過フィルタ34を設け、その帯域幅を0.0f0乃至0.4f0の範囲内で可変設定すること、あるいは0.8〜1.8f0に設定し、望ましくは1.2〜1.8f0に設定し、さらには0.8〜1.8f0の範囲内で応答信号の深度に応じて可変設定することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
生体との間で超音波を送受信する超音波探触子と、該超音波探触子に超音波信号を送信する送信部と、前記超音波探触子により受信された超音波の応答信号を処理する受信部と、該受信部で処理された前記応答信号に基づいて前記生体の断層像を作成する描画部とを備えてなり、 前記送信部は、超音波ビームを同一方向に時間間隔をおいて複数(M、但しM≧2の自然数)回送信する機能を有し、各回の超音波信号はそれぞれ周波数の異なる波形の継続よりなり、かつそれらの各回の信号は極性反転に関して互いに非対称となるように送信され、 前記受信部は、前記複数(M)回の超音波信号の応答信号を整相処理する機能と、該整相処理された応答信号を加算又は減算処理して前記生体組織の応答信号を減弱する機能とを有してなる超音波造影描画装置。
IPC (1件):
A61B 8/06
FI (1件):
A61B8/06
Fターム (7件):
4C601DE06 ,  4C601DE13 ,  4C601DE14 ,  4C601HH06 ,  4C601HH35 ,  4C601JB31 ,  4C601JB45
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)

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