特許
J-GLOBAL ID:200903049352809742

動力伝達機構の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119547
公開番号(公開出願番号):特開平8-105520
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 車両停止時に総ての回転が停止する動力伝達機構によって駆動される機械式ポンプで潤滑油を圧送する潤滑装置において、車両発進時の潤滑作用を改善する。【構成】 車両駆動用電動モータ10の出力を減速機16,差動装置18,一対の伝達軸38,40を介して駆動輪に伝達する動力伝達機構において、減速機16のキャリア26に取り付けられたギヤポンプ(機械式ポンプ)46により強制潤滑油路50から潤滑必要部位へ潤滑油を圧送する。強制潤滑油路50にはオイルタンク52が接続され、ギヤポンプ46の吐出量が所定量を越えた場合にそのオイルタンク52内に潤滑油を蓄積して、ケース14の下部に蓄積する潤滑油のオイルレベルを破線で示すAからBまで変化させる。機械式ポンプと並列に電動式ポンプを配設するようにしても良い。
請求項(抜粋):
車両停止時に総ての回転が停止する動力伝達機構と、該動力伝達機構を収容するとともに下部に潤滑油が蓄積されるケースと、前記動力伝達機構により駆動されて前記ケースの下部から潤滑油を吸引する機械式ポンプとを備え、該機械式ポンプによって吸引した潤滑油を前記動力伝達機構の潤滑必要部位へ圧送する潤滑装置において、前記機械式ポンプから圧送される潤滑油の一部が導かれるとともに、前記動力伝達機構の回転数が上昇して該機械式ポンプの吐出量が所定量を越えると予め定められた容量の潤滑油を蓄積するオイルタンクを有し、前記ケース内に充填される潤滑油の油量は、前記オイルタンクの蓄油量が略零の場合には前記ケース内の下部に蓄積される潤滑油に前記動力伝達機構の一部が浸漬されるが、前記オイルタンクに潤滑油が蓄積されると前記ケース内の下部に蓄積される潤滑油の油面が前記動力伝達機構の下端部より低くなるように設定されることを特徴とする動力伝達機構の潤滑装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 無段変速機の潤滑装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-161830   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特公昭47-025425
  • 産業車両の油圧制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-128002   出願人:小松フォークリフト株式会社
全件表示

前のページに戻る