特許
J-GLOBAL ID:200903049367829278

ディジタル復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古澤 俊明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-092070
公開番号(公開出願番号):特開2000-286826
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 フェージングの影響を小さくし、小型化、低消費電力化を図る。【解決手段】 2系統の復調手段10a、10bの一方を基準とし、その復調手段の異常で受信電界レベルRSSIが一定時間ゼロレベルになると、ゼロレベル検出部LZF38から検出信号が出力し、スイッチ部SW40の切り替えでゼロクロス検出部PRZ42に入力する信号Ib、Qbが位相補正部28aから28bに切り替えられ、PRZ42の検出信号に基づきA/D変換部18aの実サンプル点と理想サンプル点の時間差が算出され、算出信号がタップ係数選択信号となってDTF24ai、24aq、24bi、24bqに入力し、サンプルタイミング補正が行われるので、フェージングの影響を小さくできる。A/D変換部18a、18bのサンプリング周波数FspはIF信号の周波数Fifの4/m倍(mは5以上の奇数)に設定されているので汎用のDSP50で構成できる。
請求項(抜粋):
伝送されてきた位相変調信号を受信するアンテナと、このアンテナの受信信号を周波数FifのIF信号(中間周波数信号)に変換する周波数変換部と、前記IF信号を周波数Fsp(FspはFif×4/mに等しい条件を満たす周波数を表す。mは5以上の奇数を表す。)で標本化してディジタル信号に変換するA/D変換部と、このA/D変換部の出力信号を直交検波して互いに直交する復調信号I、Qを生成する直交検波部と、この直交検波部の出力する信号I、Qをベースバンド信号Ia、Qaに変換する低域フィルタと、この低域フィルタのタップ係数の複数組を予め記憶した係数記憶部と、前記低域フィルタの出力する信号Ia、Qaの位相を補正して同相成分Ibと直交成分Qbを生成する位相補正部と、この位相補正部の出力する信号Ib、Qbと基準となる位相の信号とに基づいて搬送波の位相誤差を算出し、算出信号を位相補正のための制御信号として前記位相補正部へフィードバックする位相誤差算出部と、前記アンテナの受信電界レベルを検出する受信電界レベル検出部と、前記位相補正部の出力する信号Ib、Qbから伝送情報を復号する復号部とを具備した復調手段を2系統設け、この2系統の復調手段のうちの一方の受信電界レベル検出部で検出された受信電界レベルが一定期間ゼロレベルであるか否かを検出するゼロレベル検出部と、このゼロレベル検出部の検出信号で前記2系統の復調手段の位相補正部で生成された信号Ib、Qbを切り替えて出力するスイッチ部と、このスイッチ部から出力する信号Ib、Qbに基づいてゼロクロス点を検出するゼロクロス検出部と、このゼロクロス検出部の検出信号に基づいて前記A/D変換部の実サンプル点と理想サンプル点との時間差を算出し、算出信号を複数組のタップ係数のうちの対応した1組のタップ係数を選択するための信号として前記2系統の復調手段の係数記憶部へ出力するビットタイミング補正部と、前記2系統の復調手段の受信電界レベル検出部で検出された受信電界レベルを比較し、受信電界レベルが大きい方の復調手段の復号信号を選択して出力するセレクタとを設けてなることを特徴とするディジタル復調装置。
IPC (3件):
H04L 1/06 ,  H04B 7/08 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04L 1/06 ,  H04B 7/08 A ,  H04L 27/22 Z
Fターム (8件):
5K004AA05 ,  5K004FG02 ,  5K004FH01 ,  5K004FH06 ,  5K004FJ14 ,  5K059DD02 ,  5K059DD25 ,  5K059EE02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平1-135143
  • 受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-088275   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所, 松下電器産業株式会社
  • 特開平3-085927
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