特許
J-GLOBAL ID:200903049400447025

焼却灰の処理方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215530
公開番号(公開出願番号):特開平10-047640
出願日: 1996年07月27日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 焼却灰混合物を燃焼、溶融させる際の焼却灰に含まれている重金属等の有害物質を含むガスが排気口から排気ガスとして排出、飛散を防止でき、また、少ないエネルギー源でもって、焼却灰の燃焼、溶融できる焼却灰の処理方法と装置を提供する。【解決手段】 耐火物製炉体内に、焼却灰混合物を導入するための予熱室と、該予熱室に連通する焼却灰反応室を備えた焼却灰溶融室を設け、また該焼却灰反応室の一部に溶融物排出口を設け、更に該焼却灰溶融室の外周に該焼却灰溶融室を加熱する加熱室を形成し、また前記耐火製炉体に加熱室と連通し、該加熱室内の燃焼ガスを排気する燃焼ガス排気口を設け、該予熱室に焼却灰混合物を導入し、該焼却灰混合物を予熱した後、焼却灰反応室に導入し、該加熱室による加熱により、該焼却灰反応室で焼却灰混合物中のアルミニウムと金属酸化物にテルミット反応を生じさせ、該焼却灰混合物を燃焼、溶融させる。
請求項(抜粋):
焼却灰の処理方法であって、該焼却灰と、アルミニウム、および金属酸化物を、外周に加熱室を備えた焼却灰溶融室に導入して着火する第1工程と、該加熱室により焼却灰溶融室の外周を加熱して、該焼却灰溶融室内の温度を上昇させ、前記アルミニウムと金属酸化物にテルミット反応を生じさせ、該焼却灰を燃焼、溶融させる第2工程と、前記焼却灰溶融室から溶融物を取り出し回収する第3工程、を有することを特徴とする焼却灰の処理方法。
IPC (3件):
F23J 1/00 ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB
FI (3件):
F23J 1/00 A ,  F23G 5/02 ZAB D ,  F23G 5/50 ZAB F
引用特許:
審査官引用 (9件)
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