特許
J-GLOBAL ID:200903049454059268

エコーキャンセラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-326478
公開番号(公開出願番号):特開2001-144657
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 従来、短応答エコーキャンセル動作は固定的に実行されるようになっている。このため、過剰制御となって音質を劣化させる場合がある。【解決手段】 長応答エコーキャンセラ部と短応答エコーキャンセラ部とを有するエコーキャンセラ装置に、短応答エコーキャンセラ部において作成される短応答擬似エコー信号の個々の積和演算に対応し、その実行又は停止を個別に切り替え可能なスイッチ手段と、長応答エコーキャンセラ部の相殺特性に応じ、各サンプリング時刻についての短応答擬似エコー信号の作成に必要な積和演算のタップ位置を特定し、対応する積和演算のみの実行を上記スイッチ手段に指示する制御手段とを備えるようにする。
請求項(抜粋):
長応答タップ係数と遠端話者から受信された信号との積和演算により、応答長が長いが時間的に変動の少ない応答に対応する長応答疑似エコー信号を作成し、近端話者からの入力信号に含まれる長応答エコー信号を相殺する長応答エコーキャンセラ部と、短応答タップ係数と遠端話者から受信された信号との積和演算により、応答長が短いが時間的に変動が大きい応答に対応する短応答擬似エコー信号を作成し、近端話者からの入力信号中に含まれる短応答エコー信号を相殺する短応答エコーキャンセラ部とを有するエコーキャンセラ装置であって、上記短応答エコーキャンセラ部において作成される短応答擬似エコー信号の個々の積和演算に対応し、その実行又は停止を個別に切り替え可能なスイッチ手段と、上記長応答エコーキャンセラ部の相殺特性に応じ、各サンプリング時刻についての短応答擬似エコー信号の作成に必要な積和演算のタップ位置を特定し、対応する積和演算のみの実行を上記スイッチ手段に指示する制御手段とを備えることを特徴とするエコーキャンセラ装置。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60 ,  H04R 3/02
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60 C ,  H04R 3/02
Fターム (15件):
5D020CC06 ,  5K027BB03 ,  5K027DD10 ,  5K027HH03 ,  5K046AA01 ,  5K046HH11 ,  5K046HH18 ,  5K046HH35 ,  5K046HH42 ,  5K046HH45 ,  5K046HH47 ,  5K046HH56 ,  5K046HH58 ,  5K046HH77 ,  5K046HH78
引用特許:
審査官引用 (2件)

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