特許
J-GLOBAL ID:200903049461648104

酸性ガスを流体の流れから除去することによって高い圧力下にある酸性ガス流を取得する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-538748
公開番号(公開出願番号):特表2007-533431
出願日: 2004年11月05日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
本発明は、H2Sおよび場合によっては不純物としての別の酸性ガスを含有し、この場合H2Sのモル含量は、酸性ガスの全体量に対して少なくとも50モル%である流体の流れから酸性ガスを除去することによって3〜30バールの圧力下にある酸性ガス流を取得する方法であって、a)少なくとも1つの吸収工程で流体の流れを液状の吸収剤と緊密に接触させ、こうして酸性ガスが十分に除去された流体の流れおよび酸性ガスが負荷された液状の吸収剤を製造し(工程a)、b)酸性ガスが十分に除去された流体の流れと酸性ガスが負荷された液状の吸収剤とを互いに分離し(工程b)、c)酸性ガスが負荷された液状の吸収剤を加熱および場合によっては放圧またはストリッピングによって3〜30バールの圧力を有する酸性ガスの流れの中に分離し、再生された液状の吸収剤を分離し(工程c)、d)再生された液状の吸収剤を熱交換器中に導入し、この液状の吸収剤の熱エネルギーの一部分で酸性ガスが負荷された液状の吸収剤を工程(c)で加熱することにより、前記熱交換器中で前記の液状の吸収剤を冷却し、e)再生された液状の吸収剤を工程a)中に返送する(工程e)ことを特徴とする、流体の流れから酸性ガスを除去することによって3〜30バールの圧力下にある酸性ガス流を取得する方法に関する。
請求項(抜粋):
不純物としてのH2Sおよび場合によっては別の酸性ガスを含有し、この場合H2Sのモル含量は、酸性ガスの全体量に対して少なくとも50モル%である流体の流れから酸性ガスを除去することによって3〜30バールの圧力下にある酸性ガス流を取得する方法において、 a)少なくとも1つの吸収工程で流体の流れを液状の吸収剤と緊密に接触させ、こうして酸性ガスが十分に除去された流体の流れおよび酸性ガスが負荷された液状の吸収剤を製造し(工程a)、 b)酸性ガスが十分に除去された流体の流れと酸性ガスが負荷された液状の吸収剤とを互いに分離し(工程b)、 c)酸性ガスが負荷された液状の吸収剤を加熱および場合によっては放圧またはストリッピングによって3〜30バールの圧力を有する酸性ガスの流れと再生された液状の吸収剤とに分離し(工程c)、 d)再生された液状の吸収剤を熱交換器中に導入し、この液状の吸収剤の熱エネルギーの一部分で酸性ガスが負荷された液状の吸収剤を工程(c)で加熱することにより、前記熱交換器中で前記の液状の吸収剤を冷却し、 e)再生された液状の吸収剤を工程a)中に返送する(工程e)ことを特徴とする、流体の流れから酸性ガスを除去することによって3〜30バールの圧力下にある酸性ガス流を取得する方法。
IPC (2件):
B01D 53/14 ,  C10L 3/10
FI (4件):
B01D53/14 C ,  C10L3/00 B ,  B01D53/14 102 ,  B01D53/14 103
Fターム (17件):
4D020AA03 ,  4D020AA04 ,  4D020AA06 ,  4D020AA10 ,  4D020BA02 ,  4D020BA08 ,  4D020BA09 ,  4D020BA16 ,  4D020BA18 ,  4D020BA19 ,  4D020BB03 ,  4D020BC01 ,  4D020CB08 ,  4D020CB18 ,  4D020DA03 ,  4D020DB03 ,  4D020DB06
引用特許:
審査官引用 (7件)
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