特許
J-GLOBAL ID:200903049494139892

ワイヤーロープの損傷検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020041
公開番号(公開出願番号):特開平9-210968
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 近接して平行配置されたワイヤーロープ1の素線切れ等の損傷を、ワイヤーロープ1の間に挿入される磁化器付きプローブ20を用い漏洩磁束探傷法によって検出する場合において、ワイヤーロープ1の架設間隔が狭まるに従い、ノイズの発生量が増加しS/N比が低下する問題を解決する。【解決手段】 磁化器21に吸引されて寄って来る隣接するワイヤーロープ1に接触するプローブ20の両側面の両端角部に傾斜面25aを形成し、接触が両端部分で行われないようにして、プローブの振動を小さくする。
請求項(抜粋):
先端に突出壁を対設して、この間にワイヤーロープを包囲するU字溝を形成した一対の磁極片と、この磁極片のU字溝に被さるように橋架された断面U字状の非磁性ガイド材と、このガイド材の中間部内周面に所定間隔をおいて配置された一対の誘導コイルと、上記磁極片の突出壁の両外側面に跨るように固定された非磁性の一対の接触板とからなるプローブを、近接して複数本平行に架設されたワイヤーロープに対し、その1本を上記ガイド材が覆い、上記突出壁が隣接するワイヤーロープの間に挟まれるように挿入し、この磁極片間に作用する起磁力でワイヤーロープを磁気飽和させながら相対移動させ、このとき一対の誘導コイルに生じる出力の差分より、損傷を検出するようにしたワイヤーロープの損傷検出器において、隣接するワイヤーロープに接触するプローブ両側面の両端角部に、該端角部をワイヤーロープに接触させないようにする傾斜面を形成したことを特徴とするワイヤーロープの損傷検出器。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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