特許
J-GLOBAL ID:200903049505861803

穿刺針カートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-132678
公開番号(公開出願番号):特開2006-305143
出願日: 2005年04月28日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】穿刺針を穿刺時のみ先端から突出させるとともに、1度使用した穿刺針を再使用できない構成の穿刺針カートリッジを提供することを目的とする。【解決手段】 穿刺器具本体101に装着する穿刺針カートリッジにおいて、穿刺針を有するランセット本体203と、そのランセット本体203を移動可能なように収納する穿刺針ホルダー201とを備え、さらに、ランセット本体203はアーム手段302を有し、穿刺針ホルダー201はその内部にアーム手段302と協働する被係止手段403を有する。そして、穿刺針保護キャップ202を外した穿刺針カートリッジ102を穿刺器具本体に装着させる時、アーム手段302と被係止手段403とが協働して、アーム手段302が外側に弾性変形するとともに、アーム手段302と穿刺器具本体とが当接することにより、穿刺準備ができず、これにより再使用できないようにした。【選択図】図6(a)
請求項(抜粋):
穿刺針を有するランセット本体及び前記穿刺針を保護する穿刺針保護キャップからなるランセットと、開口部を有し前記ランセット本体をその内部にて移動可能なように収納する穿刺針ホルダーとから構成される穿刺針カートリッジにおいて、 前記ランセット本体は、その一端が該ランセット本体に接続され、その他端が該ランセット本体の先端側に向かってテーパ状に広がって開放する形状を有し、かつ、前記ランセット本体の中心方向あるいは外方向へ弾性変形可能なアーム手段を、さらに有し、 前記穿刺針ホルダーは、前記アーム手段と協働する被係止手段をさらに有し、前記ランセット本体を、前記アーム手段が前記被係止手段より後端側に位置する前記ランセット本体の初期位置または穿刺準備位置である第1の位置から穿刺針が突出した位置である第2の位置へと、軸心方向に沿って移動可能に収納する筒状のホルダーであり、 前記ランセット本体は、前記第1の位置から穿刺方向へ移動する際、前記アーム手段が、前記穿刺針ホルダーの被係止手段と協働して、該ランセット本体の外方向へ弾性変形するとともに、その前記被係止手段が前記アーム手段の一端の接続部分と当接して、その穿刺方向への移動が係止されるものであり、 該穿刺針カートリッジは、前記ランセット本体の後端側から前記穿刺器具本体に差し込まれると、前記アーム手段が、その穿刺器具本体のハウジングと係合して、該ランセット本体の中心方向へ弾性変形して、前記穿刺針ホルダーの被係止手段と協働しないことにより、前記ランセット本体が前記第1の位置から前記第2の位置へ移動して穿刺動作が行われ、 穿刺終了後、該穿刺針カートリッジを穿刺器具から取り外す際、該穿刺針カートリッジを引っ張ると、前記ランセット本体が、前記穿刺針ホルダーと相互に遠ざかるように移動して、穿刺終了位置である第3の位置から前記第1の位置へ戻り、さらに該穿刺針カートリッジを引っ張ると、前記アーム手段と前記穿刺器具本体のハウジングとの係合が解除されるとともに、前記アーム手段の該ランセット本体の中心方向への弾性変形が解除される、 ことを特徴とする穿刺針カートリッジ。
IPC (1件):
A61B 5/151
FI (1件):
A61B5/14 300D
Fターム (5件):
4C038TA02 ,  4C038UE02 ,  4C038UE04 ,  4C038UE05 ,  4C038UE09
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 穿刺具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-057070   出願人:テルモ株式会社
  • 穿刺針、およびその組立方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-086209   出願人:バイオニクス株式会社
  • ランセット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-282827   出願人:株式会社アール・エー・システムズ
審査官引用 (2件)
  • 穿刺針、およびその組立方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-086209   出願人:バイオニクス株式会社
  • ランセット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-282827   出願人:株式会社アール・エー・システムズ

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