特許
J-GLOBAL ID:200903049530358792

圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-198610
公開番号(公開出願番号):特開平9-041926
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置を成す油路を短縮して加工コストの低減を図り、更に吸収馬力の向上をも図る。【解決手段】 カムシャフト24に排気カム26及び第2カム31を配設し、排気弁を通常の排気行程で開放する排気ロッカアーム30と、第2カム31から遠ざける方向に第1スプリング51により付勢されるマスターピストン46と、排気ロッカアーム30から遠ざける方向に第2スプリング54により付勢されるスレーブピストン40と、マスターピストンとスレーブピストンを接続する流体回路41と、補助ブレーキ運転時にマスターピストン46及びスレーブピストン40を第1及び第2スプリングの付勢力に抗して第2カム31及びロッカアーム30の他端側に当接させて、排気弁28を圧縮行程上死点付近で強制的に開放させ、通常運転時には流体回路から油圧を排出するソレノイドバルブ45及びコントロールバルブ44とを有する。
請求項(抜粋):
エンジンのシリンダヘッド上に回転自在に設けられたカムシャフトと、同カムシャフトに配設された第1カムと、上記エンジンの各シリンダに設けられた少なくとも1個の排気弁と、通常運転時に一端が上記第1カムと当接し他端が上記排気弁と当接すると共に上記排気弁を通常の排気行程で開放するロッカアームと、上記カムシャフトに配設された第2カムと、同第2カムと対向する位置に配設されると共に同第2カムから遠ざける方向に第1スプリングにより付勢されるマスターピストンと、上記ロッカアームの他端側に対向して配設されると共に同ロッカアームから遠ざける方向に第2スプリングにより付勢されるスレーブピストンと、一端に上記マスターピストンを他端にスレーブピストンを有する閉回路系の流体回路と、エンジン補助ブレーキ運転時に上記流体回路に油圧を供給し上記マスターピストン及び上記スレーブピストンを第1及び第2スプリングの付勢力に抗して第2カム及びロッカアームの他端側に当接させ、上記第2カムにより上記排気弁を圧縮行程上死点付近で強制的に開放するとともに、通常運転時は上記流体回路から油圧を排出する油圧給排手段とを有することを特徴とする圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-252113
  • 特開昭60-252113
  • 機械式過給機付きエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-034496   出願人:三菱自動車工業株式会社

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