特許
J-GLOBAL ID:200903049597030171

乗員拘束装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-138179
公開番号(公開出願番号):特開2002-302002
出願日: 2001年05月09日
公開日(公表日): 2002年10月15日
要約:
【要約】【課題】 衝撃発生時に確実にサブマリン現象を防止できると共に、シートベルト等と組み合わせることで、乗員の特に胸部及び頭部への衝撃を緩和することが可能な乗員拘束装置を提供する。【解決手段】 衝突等発生時に乗員の上半身拘束手段を具備する車両に於ける乗員の下半身を拘束するための乗員拘束装置が、乗員の前方移動を抑制するべく上方に突出可能な滑り出し防止部材と、衝撃発生時に滑り出し防止部材を駆動する動力発生装置とを具備し、滑り出し防止部材が、上半身拘束手段にて乗員を拘束するより早く、着座時の乗員の座骨下端よりも上方に突出して乗員の大腿部の臀部寄り部分に当接し、その前方移動を抑制する構成とすることで、衝撃発生時、乗員がシートベルト下部から前方へ滑り出すことがなく、また、早期に乗員の腰部の減速度を立ち上げることができ、頭部及び胸部の減速度も早く立ち上がるようになり、減速度のピークを低くすることができる。
請求項(抜粋):
衝突などの衝撃発生時に乗員の上半身を拘束する手段を具備する車両に於ける前記乗員の下半身を拘束するための乗員拘束装置であって、乗員の前方移動を抑制するべく上方に突出可能なようにシートフレームに固定された左右のケーシングに可動支持された滑り出し防止部材と、車両衝突などの衝撃発生時に前記滑り出し防止部材を駆動する動力発生装置とを具備し、車両衝突などの衝撃発生時に前記滑り出し防止部材が、前記上半身拘束手段が前記乗員を拘束するよりも早く前記乗員の着座時の座骨下端よりも上方に突出して前記乗員の大腿部の上下関節間の中央よりも臀部寄り部分に当接し、該乗員臀部の前方移動を抑制するようになっていることを特徴とする乗員拘束装置。
IPC (4件):
B60R 21/02 ,  A47C 7/14 ,  B60N 2/42 ,  B60R 22/46
FI (4件):
B60R 21/02 J ,  A47C 7/14 Z ,  B60N 2/42 ,  B60R 22/46
Fターム (3件):
3B084BA00 ,  3B087CD04 ,  3D018MA05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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