特許
J-GLOBAL ID:200903049694503289

多軸試験機の制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334095
公開番号(公開出願番号):特開平11-166878
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 試験物上の複数の点に加える荷重や変位の目標値までの移動がほぼ同時に終了するようにした多軸試験機の制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 設定手段20が複数のアクチュエータに共通に各段階に要する所要時間を、各アクチュエータ毎に各段階の制御モード及び最終目標値を予め定める。演算手段101が、各段階の制御の開始に先だって、荷重検出手段及び変位検出手段からの荷重検出信号及び変位検出信号により試験物に加わっている荷重及び変位の現在値を検出するとともに、当該段階の制御モードに対応した検出現在値の一方と最終目標値との差と所要時間とにより、制御の目標値の変化速度を求める。目標値設定手段102が、制御の開始後、前記演算手段で求めた変化速度で一方の現在値を最終目標値に向かって増加又は減少させて制御の目標値を設定する。
請求項(抜粋):
複数のアクチュエータと各アクチュエータに対応して設けた荷重検出手段及び変位検出手段を備え、前記各アクチュエータにより試験物上の複数の点に荷重と変位を加える多軸試験機において、前記各アクチュエータに対応して設定した目標値と前記荷重検出手段及び変位検出手段からの荷重検出信号及び変位検出信号とに基づいて行うフィードバック制御の制御モードを荷重又は変位に多段階に切り替え、試験物上の複数の点に荷重と変位をそれぞれ加えるように制御する多軸試験機の制御方法であって、前記複数のアクチュエータに共通に前記各段階に要する所要時間を、前記各アクチュエータ毎に前記各段階の制御モード及び最終目標値をそれぞれ予め定め、前記各段階のフィードバック制御の開始に先だって、前記荷重検出手段及び変位検出手段からの荷重検出信号及び変位検出信号により前記試験物に加わっている荷重及び変位の現在値を検出するとともに、当該段階の制御モードに対応した前記検出した現在値の一方と前記最終目標値との差と前記所要時間とにより、前記フィードバック制御の目標値の変化速度を求め、前記フィードバック制御の開始後、前記変化速度で前記一方の現在値を前記最終目標値に向かって増加又は減少させて前記フィードバック制御の目標値を設定するようにしたことを特徴とする多軸試験機の制御方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 多軸振動台制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-326775   出願人:三菱重工業株式会社

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