特許

J-GLOBAL ID：200903049716038909

アコヤ貝真珠層粉末を得る方法

発明者： 下村 肇 ,  中西 孝
出願人/特許権者： 御木本製薬株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-153341
公開番号（公開出願番号）：特開2002-338430
出願日： 2001年05月23日
公開日（公表日）： 2002年11月27日
要約：

【要約】【課題】アコヤ貝貝殻の利用は進んだが一部に問題があり、さらに利用価値を見出し、現状でも廃棄されている貝殻の利用を高めていく必要がある。【解決手段】アコヤ貝貝殻を回転式可傾型バレル研磨機に入れ研磨液および研磨石とともに処理する。使用する研磨液はアコヤ貝貝殻の真珠層を除いた部分の炭酸カルシウムを塩化カルシウムに変えるのに必要な量の0.5倍から1.5倍の量の塩酸水溶液を用いる。この処理によりアコヤ貝貝殻の真珠層を優先的に得、これを粉砕したのち、エタノール浸漬を行い、その後、乾燥させアコヤ貝真珠層粉末を得る。また、上記の方法に加えて、回転式可傾型バレル研磨機で塩酸を用いて処理するとき、密封状態で処理する。処理後、回転式可傾型バレル研磨機に設けた1つ以上のバルブより減圧する請求項1記載のアコヤ貝真珠層粉末を得る。

請求項（抜粋）：

アコヤ貝貝殻を回転式可傾型バレル研磨機に入れ、研磨液および研磨石とともに処理する。使用する研磨液はアコヤ貝貝殻の真珠層を除いた部分の炭酸カルシウムを塩化カルシウムに変えるのに必要な量の0.5倍から1.5倍の量の塩酸水溶液を用いる。この処理によりアコヤ貝貝殻の真珠層を優先的に得、これを粉砕したのち、エタノール浸漬を行い、その後乾燥させアコヤ貝真珠層粉末を得る方法。

IPC (3件)：

A61K 7/00 ,  A23L 1/30 ,  A61K 35/56

FI (3件)：

A61K 7/00 K ,  A23L 1/30 A ,  A61K 35/56

Fターム (17件)：

4B018LE03 ,  4B018MD75 ,  4B018MF01 ,  4B018MF03 ,  4B018MF06 ,  4B018MF07 ,  4B018MF10 ,  4C083AA07 ,  4C083BB25 ,  4C083CC01 ,  4C083FF01 ,  4C087AA03 ,  4C087AA05 ,  4C087BB16 ,  4C087MA52 ,  4C087NA09 ,  4C087ZC80

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特公平6-043320
  
• 水産物加工品の脱臭方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-348959   出願人：東京眞珠株式会社
• 食品用ホタテ貝殻微粉末カルシウムの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-080261   出願人：カワイ株式会社