特許
J-GLOBAL ID:200903049753618753

D/A変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-003764
公開番号(公開出願番号):特開平11-205147
出願日: 1998年01月12日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 D/A変換器として、製造プロセスに起因するトランジスタ特性のばらつきが変換精度に与える影響を回路構成によって低減し、直線性誤差や微分直線性誤差を改善する。【解決手段】 マトリクス状電流源11を構成する(8×8)個の電流源セル10は2つの群に分けて配置されている。各電流源セル10のトランジスタは、第1のブロック11Aでは第1の基準トランジスタ12Aと、第2のブロック11Bでは第2の基準トランジスタ12Bとによって、カレントミラー回路をそれぞれ構成する。すなわち各電流源セル10の電流値は群ごとに設けた基準トランジスタ12A,12Bによって制御されるので、製造プロセスに起因するトランジスタ特性のばらつきがあっても、このばらつきが変換精度に及ぼす影響は、全電流源セルに対して基準トランジスタを1個のみ設けた従来の構成に比べて格段に小さくなる。
請求項(抜粋):
各々電流源としてトランジスタを有する複数の電流源セルを備え、入力されたディジタルデータに応じて各電流源セルの電流出力を制御し、各電流源セルの総出力電流値を基にアナログ信号を生成出力するD/A変換器であって、前記電流源セルは、複数の群に分かれて構成され、各群ごとに、所定値の電流が流れる基準トランジスタが設けられており、各電流源セルが有するトランジスタと当該電流源セルが属する群に対して設けられた前記基準トランジスタとによって、カレントミラー回路が構成されていることを特徴とするD/A変換器。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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