特許
J-GLOBAL ID:200903049759468117
X線CTシステムおよびその制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大塚 康徳
, 高柳 司郎
, 大塚 康弘
, 木村 秀二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-378353
公開番号(公開出願番号):特開2004-208714
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】X線CTシステムを利用した血流速度の変化を測定する技術を提供すること。【解決手段】マルチスライス型のX線CTシステムにおいて、測定対象の血管に造影剤を投与した後にシネスキャンを実施する。シネスキャンの実施中、造影剤は生理的に血管内を流れて、各検出器列を通過するので、造影剤が第1の検出器列に対応するスライス位置に到達した時刻と、その造影剤が後に別のスライス位置に到達した時刻を測定して、両者の時間差を造影剤が距離Lを流れるのにかかる時間として求め、これに基づき血流速度を求める。これを、それぞれの隣接スライス位置間に対して行い、求めた血流速度どうしの差分をとることで血流速度の変化を計算する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
被検体載置用のテーブルの搬送方向に少なくとも3列のX線検出器列を備えたX線CTシステムであって、
所定位置で前記テーブルの搬送を止めたままスキャンを繰り返し行うシネスキャン手段と、
前記シネスキャンによって収集された投影データに基づき、少なくとも2箇所の異なる検出器列間で、各検出器列に対応するスライス位置の断層像を再構成する再構成手段と、
前記再構成手段によって得られた各断層像に基づき、被検体の血管に投与された造影剤が各断層像のスライス位置に到達した時刻を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された各時刻の時間差に基づいて、各検出器列間における血流速度をそれぞれ算出する算出手段と、
を有することを特徴とするX線CTシステム。
IPC (1件):
FI (2件):
A61B6/03 320Y
, A61B6/03 375
Fターム (9件):
4C093AA22
, 4C093AA24
, 4C093BA08
, 4C093CA35
, 4C093DA02
, 4C093EB18
, 4C093FF19
, 4C093FF24
, 4C093FF28
引用特許:
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