特許
J-GLOBAL ID:200903049770665161

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251949
公開番号(公開出願番号):特開平10-103169
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 エバポパージシステムの故障診断装置において給油中の誤診断を防止し、信頼性を高める。【解決手段】 燃料タンク20の蒸発燃料をキャニスタ10の活性炭11で吸着し、所定の運転条件下でキャニスタ10内の吸着燃料を内燃機関の吸気管91にパージする蒸発燃料処理装置1に対し、故障診断装置は系内の圧力挙動に基づいて所定のタイミングで蒸発燃料処理装置1に故障があるか否かを診断する。給油管21に給油ガンを差し込んだ時に燃料タンク20内に大気が流入するため、燃料給油中に故障診断を行うと誤診断をする虞れがある。そこで、イグニッションスイッチ92のON信号でエンジン運転中を判定し、開センサ77の検出信号によりリッドオープナー75の開操作を検出して給油中と判定した時には、故障診断処理を禁止する。
請求項(抜粋):
(イ)燃料タンクの蒸発燃料をキャニスタ内の吸着体で吸着し、所定の運転条件下で前記キャニスタ内の吸着燃料を内燃機関の吸気系へパージする蒸発燃料処理装置と、(ロ)前記蒸発燃料処理装置の変動要素の変化に基いて蒸発燃料処理装置の故障の有無を判定する故障判定手段と、(ハ)内燃機関が運転されているか否かを判定する内燃機関運転判定手段と、(ニ)燃料タンクに燃料を給油中か否かを判定する燃料給油中判定手段と、(ホ)前記内燃機関運転判定手段と燃料給油中判定手段により内燃機関運転中で且つ燃料給油中であると判定されたときに前記故障判定手段による故障判定を禁止する故障判定禁止手段と、を備えたことを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301
FI (2件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H
引用特許:
審査官引用 (1件)

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