特許
J-GLOBAL ID:200903049795035782

インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-261492
公開番号(公開出願番号):特開2006-076086
出願日: 2004年09月08日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】不良ノズルによる画質劣化を低減する。【解決手段】不良ノズルに隣接する不良周辺ノズルで記録する画素のみではなく、不良周辺ノズルから正常ノズルまでの間の、不良周辺ノズルについて階調値を補正する。この階調値の補正では、不良ノズルに隣接する不良周辺ノズルから正常ノズル方向に向かって、不良ノズルからの距離が大きくなるほど小さくなる補正量の加算及び減算を1画素毎に交互に繰り返し実行する。不良ノズルによる白筋の発生を抑制するとともに、不良周辺ノズルから正常ノズル方向に向かって、除々に濃度変換により得られた階調値へと濃度が推移するので、隣接する不良ノズルで記録する画素による黒筋の発生を抑制し、不良ノズルから正常ノズルB6で記録する画素間で大きな濃度差が発生することを防ぐことができる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
インク滴を複数のノズルの各々から吐出することによって、各画素に対応するドットを記録する記録ヘッドと、 記録したときの最大濃度を最大値としかつ記録したときの最小濃度を最小値とする階調値で各画素のデータが表された画像データの各画素を、正常なドット形成が不可能な不良ノズルで記録する第1の画素、該不良ノズルの周辺に位置する不良周辺ノズルで記録する第2の画素、及び前記不良ノズル及び前記不良周辺ノズル以外の正常ノズルで記録する第3の画素に分類する分類手段と、 前記第1の画素の階調値を前記最小値に変換し、前記第2の画素の階調値及び前記第3の画素の階調値を、記録したときの濃度と階調値とが線形に変化するように定めた線形関係に基づいて変換する変換手段と、 前記不良ノズルからの距離が大きくなる程小さくなる補正量に基づいて、前記変換手段で変換された前記第2の画素の階調値を補正する補正手段と、 前記変換手段によって変換された前記第1の画素の階調値及び第3の画素の階調値と、前記補正手段によって補正された前記第2の画素の階調値と、に基づいて、階調値が最小値の画素のドット形成を禁止するとともに、階調値が大きくなるほど大きいドットが記録されるように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、 を備えたインクジェット記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/205
FI (3件):
B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103X
Fターム (15件):
2C056EA06 ,  2C056EA08 ,  2C056EB08 ,  2C056EB40 ,  2C056EB59 ,  2C056ED01 ,  2C056ED05 ,  2C057AF25 ,  2C057AF31 ,  2C057AF39 ,  2C057AL40 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14 ,  2C057CA01 ,  2C057CA05
引用特許:
出願人引用 (2件)

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