特許
J-GLOBAL ID:200903057538373726

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154543
公開番号(公開出願番号):特開平11-348246
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 印刷速度の低下や構成の複雑化を招くことなく、ノズルの吐出性能の劣化に起因する印刷品質の劣化を防止可能なインクジェットプリンタを提供する。【解決手段】 5つの連続するドットの印刷を行う際、中心に位置する異常ノズルに対し何も対策しない場合、正常ノズルに対応するドット61、62、63、64が正常に着弾されるが、異常ノズルに対応するドットは本来の位置65からずれた位置のドット65aに着弾される(図2(a))。一方、異常ノズルとの判定結果を受け、その対策として、異常ノズルのインク滴吐出を中止し、隣接する2つの正常ノズルに対応するドット62a、63aが、通常動作時に比べ約2倍の大きさに着弾されるよう制御する。これにより、ドット抜け等に起因する印刷品質の劣化が有効に防止される。
請求項(抜粋):
並列に配置された複数のノズルと、それぞれのノズルに連通するインク室に蓄えられたインクを加圧する加圧手段を備え、それぞれのノズルからインク滴を吐出して記録面上の所定の位置に着弾させるインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタであって、着弾したインク滴により記録面上に形成されるドットの大きさに対応して設定される複数の駆動信号のうち、選択された駆動信号により前記加圧手段を駆動する駆動手段と、前記複数のノズルに対し、それぞれ吐出されたインク滴が記録面上の所定の位置に正常に着弾したか否かを検出し、正常に着弾した正常ノズルと正常に着弾しなかった異常ノズルとを判別する判別手段と、印刷を指示されたドットに対応するインク滴を吐出するノズルが前記判別手段により正常ノズルと判定されている場合には、通常動作時の駆動信号を選択して前記駆動手段を制御し、前記ノズルが前記判別手段により異常ノズルと判定されている場合には、当該異常ノズルからのインク滴の吐出を中止して、当該異常ノズルに隣接する正常ノズルに対し、前記通常動作に比べドットの大きさを増大させる駆動信号を選択して前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/125 ,  B41J 2/485
FI (3件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 104 K ,  B41J 3/12 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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