特許
J-GLOBAL ID:200903049825518538
ダム湖等の土砂排出機構及びダム湖等の土砂排出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350476
公開番号(公開出願番号):特開2001-164543
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 管内閉塞を防止できるなど好適、且つ効率的にダム湖等の貯水場所の水底堆積物を排出すること。【解決手段】 水底29に対向して開口された吸込口12と、吸込口12から鉛直方向へ延びる鉛直管部13と、下流水路に開口された排出口18とが設けられ、堆積物を排出させる排出管10を備え、その排出管10がダム湖等の堰堤25を貫通するように設けられ、排出管10のダム湖等内に位置する吸込口側の管部14の全体を、作業水位21よりも下方へ水没させた状態に吊持できるクレーン機能を有すると共に、排出管10の管路内を水流が好適に流れるべく、吸込口12を上下動させる上下動機能を有する昇降装置を備えるクレーン台船36と、サイフォン効果の発生と中断を行うべく、排出管10内にかかる空気の出入がなされる空気弁42とを具備する。
請求項(抜粋):
貯水場所であるダム湖等における土砂等の堆積物が堆積した水底面に対向して開口された吸込口と、該吸込口から鉛直方向へ延びる鉛直管部と、前記ダム湖等の下流側にある下流水路に開口された排出口とが設けられ、前記ダム湖等から前記下流水路へ水流と共に前記堆積物を排出させる排出管を備えるダム湖等の土砂排出機構において、少なくとも前記堆積物を排出する際には、該排出の作業を行う際の前記ダム湖等の水位である作業水位よりも低い位置を通るように、前記排出管が、前記ダム湖等の堰堤を貫通するように設けられ、前記排出管を動水勾配よりも下方を通すなど、水頭差のエネルギーを好適に利用し、前記排出管の管路内を、水流が満たした流れの良好な状態である管水路とすべく、前記排出管の前記ダム湖等内に位置する全部の部分である吸込口側の管部の全体を、前記作業水位よりも下方へ水没させた状態に吊持できるクレーン機能を有すると共に、前記排出管の管路内を水流が好適に流れるべく、前記吸込口を上下動させる上下動機能を有する昇降装置を備えるクレーン台船と、前記排出管に開閉可能に設けられ、水頭差によって生じるサイフォン効果の発生と中断を行うべく、該排出管内にかかる空気の出入がなされる空気弁とを具備することを特徴とするダム湖等の土砂排出機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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ダム堆積物除去方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-135473
出願人:日本国土開発株式会社
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特開平1-315514
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