特許
J-GLOBAL ID:200903049861242158

高光沢ABS型の熱可塑性成形用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336556
公開番号(公開出願番号):特開平10-158343
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 高光沢ABS型の熱可塑性成形用組成物。【解決手段】 I)≦320nmの粒子直径d50、幅が30から100nmの粒子直径分布および≦70重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス(A)と≧370nmの粒子直径d50、幅が50から500nmの粒子直径分布および≧70重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス(B)を含む混合物の存在下で樹脂形成用モノマー類を乳化重合させることで入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマー、II)110から150nmの粒子直径d50、幅が20から50nmの粒子直径分布および80から98重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス(C)の存在下で樹脂形成用モノマー類を乳化重合させることで入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマー、III)ゴムを含めないで樹脂形成用モノマー類から作られた少なくとも1種のコポリマー、を含有させたABS型の熱可塑性成形用組成物、そしてこの成形用組成物を成形品の製造で用いる使用。
請求項(抜粋):
ABS型の熱可塑性成形用組成物であって、I)使用するグラフトモノマー類と使用するブタジエンポリマー類の質量比を25:75から70:30にして≦320nmの粒子直径d50、幅が30から100nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90-d10として測定)および≦70重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス(A)と≧370nmの粒子直径d50、幅が50から500nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90-d10として測定)および≧70重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス(B)を含む混合物[該ブタジエンポリマーラテックスは各々共重合した追加的ビニルモノマーを0から50重量%含んでいてもよい]の存在下でスチレンとアクリロニトリルを90:10から50:50の重量比[このスチレンおよび/またはアクリロニトリルは全部または一部がα-メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまたはN-フェニルマレイミドで置き換え可能である]で乳化重合させることで入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマー、II)使用するグラフトモノマーと使用するブタジエンポリマーの質量比を30:70から60:40にして110から150nmの粒子直径d50、幅が20から50nmの粒子直径分布(積分粒子直径分布からd90-d10として測定)および80から98重量%のゲル含有量を有するブタジエンポリマーラテックス(C)[該ブタジエンポリマーラテックスは共重合した追加的ビニルモノマーを0から50重量%含んでいてもよい]の存在下でスチレンとアクリロニトリルを90:10から50:50の重量比[このスチレンおよび/またはアクリロニトリルは全部または一部がα-メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまたはN-フェニルマレイミドで置き換え可能である]で乳化重合させることで入手可能な少なくとも1種のグラフトポリマー、III)ゴムを含めないでスチレンとアクリロニトリルを90:10から50:50の重量比[このスチレンおよび/またはアクリロニトリルは全部または一部がα-メチルスチレン、メタアクリル酸メチルまたはN-フェニルマレイミドで置き換え可能である]で用いて作られた少なくとも1種のコポリマー、を含有する熱可塑性成形用組成物。
IPC (5件):
C08F279/02 ,  C08L 55/02 ,  C08L 67/00 ,  C08L 69/00 ,  C08L 77/00
FI (5件):
C08F279/02 ,  C08L 55/02 ,  C08L 67/00 ,  C08L 69/00 ,  C08L 77/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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