特許
J-GLOBAL ID:200903049864527161

ATM交換機のスイッチ制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-180336
公開番号(公開出願番号):特開2000-013403
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】入力バッファ型スイッチにおいて、処理能力の小さなプロセッサでも候補選択処理/競合調停処理を実行可能としブロッキングの発生を回避してスループットの向上とセル廃棄の低減を図るシステムの提供。【解決手段】入力バッファ型ATM交換機において入力バッファ部内に構築されるとともに出力ポート毎もしくはコネクション毎に区別してセルを蓄積する複数の論理キューの中から出力ポートへ接続要求を出す論理キューを決定する候補選択処理においてある決められた順番で論理キューがセルを保有しているかどうかを検査するとした上で最も早くサーチされたセルを保有する論理キューを選択する回転優先制御に前回に出力ポートの接続権を獲得した論理キューの次の順番目に位置する論理キューを回転優先制御の開始点とする。
請求項(抜粋):
入力ポート毎に設置される入力バッファ部と、出力ポートへの接続権をどの入力ポートに与えるか、すなわち前記クロスバ型スイッチのどの交叉点をオン/オフするかを決定するアービタ部と、入力ポートと出力ポートの間でATM(非同期転送モード)セルを交換するクロスバ型スイッチ部と、を含む入力バッファ型ATM交換機であって、前記各入力バッファ部のどの論理キューからセルを送出すべきかを決定するにあたり、前記各入力バッファ部に備えられ、入力したセルを出力ポート毎、もしくはコネクション毎に区別して蓄積する複数の論理キューの中から、出力ポートへの接続要求を出す論理キューを決定する候補選択処理を行うにあたり、予め定められた順番で論理キューがセルを保有しているか否かを検査して行き最も早くサーチされたセルを保有する論理キューを選択する回転優先制御において、前回に前記出力ポートの接続権を獲得した論理キューの次の順番に位置する論理キューを、前記回転優先制御の開始点とし、複数の前記入力ポートからの接続要求が同一の出力ポートに集中した場合に、どの入力ポートに接続権を与えるかを決定する競合調停処理を行うにあたり、予め定められた順番で入力ポートから接続要求が発信されているか否かを検査して行き最も早くサーチされた接続要求を発信している入力ポートを選択する回転優先制御において、前回前記出力ポートの接続権を獲得した入力ポートの次の順番に位置する入力ポートを、前記回転優先制御の開始点とする、ことを特徴とするATM交換機のスイッチ制御システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 H ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 D
Fターム (8件):
5K030GA03 ,  5K030HA10 ,  5K030KX04 ,  5K030KX12 ,  5K030KX18 ,  5K030KX29 ,  5K030LB19 ,  5K030LE05
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ATM交換機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-132957   出願人:松下電器産業株式会社

前のページに戻る