特許
J-GLOBAL ID:200903049882286139

複数クラッチ式変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-244773
公開番号(公開出願番号):特開2007-057043
出願日: 2005年08月25日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】 複数クラッチ式変速機のヒルホールドを容易にする。【解決手段】 共通の軸芯とする二つの入力軸4,5が同心円状に配置されるとともに、これらの入力軸4,5と動力源1との間にクラッチC1,C2が配置され、これらの入力軸の中心軸線から半径方向に離隔した軸芯を中心に回転する二つの変速機出力軸6.8と、この第1クラッチ出力軸4と第3変速機出力軸8との間および第2クラッチ出力軸5と第1変速機出力軸6との間のそれぞれに、変速比設定用の歯車対9〜14が設けられている複数クラッチ式変速機であって、最大の変速比を設定する第1速用歯車対9が前記第1クラッチ出力軸4と前記第3変速機出力軸8との間に設けられ、この第1速用歯車対9を含む前記第1クラッチ出力軸4から第2変速機出力軸7に到るトルクの伝達経路中にオーバーランニングタイプの一方向クラッチOWCが介装されていることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
同一軸芯を中心に回転する二つの入力軸が互いに同心円状に配置されるとともに、これらの入力軸と動力源との間に変速用クラッチがそれぞれ配置され、これらの入力軸の回転中心軸線から半径方向に離隔した軸芯を中心に回転する二つの出力軸とが設けられるとともに、第1の入力軸と第1の出力軸との間および第2の入力軸と第2の出力軸との間のそれぞれに、所定の変速比を設定するための歯車対が設けられている複数クラッチ式変速機において、 前進段で最も大きい変速比を設定する第1速用歯車対が前記第1の入力軸と前記第1の出力軸との間に設けられるとともに、その第1の出力軸が、入力軸と共通の回転軸線を有し入力軸に対してプロペラシャフト側に設置されている第3の出力軸に常時連結され、この第1速用歯車対を含む前記第1の入力軸から第3の出力軸に到るトルクの伝達経路中に一方向クラッチが改装されており、 前記一方向クラッチの前記第1の入力軸側の部材の回転数が前記第1の出力軸側の部材の回転数より大きい場合にはトルクの伝達が行われ、 前記一方向クラッチの前記第1の入力軸側の部材の回転数が前記第1の出力軸側の部材の回転数より小さい場合にはトルクの伝達が阻止され、 前記一方向クラッチの回転が逆転している場合には、トルクの伝達が行われることを特徴とする複数クラッチ式変速機。
IPC (3件):
F16H 3/091 ,  F16H 3/10 ,  F16H 61/04
FI (3件):
F16H3/091 ,  F16H3/10 ,  F16H61/04
Fターム (21件):
3J028EA09 ,  3J028EA21 ,  3J028EB08 ,  3J028EB12 ,  3J028EB33 ,  3J028EB62 ,  3J028EB66 ,  3J028FB03 ,  3J028FC32 ,  3J028FC42 ,  3J028FC57 ,  3J028FC59 ,  3J028GA02 ,  3J552MA05 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA42 ,  3J552PA65 ,  3J552RB17 ,  3J552RB22 ,  3J552VE04W
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (6件)
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