特許
J-GLOBAL ID:200903049918398915

印刷装置および印刷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松阪 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-137541
公開番号(公開出願番号):特開2009-285845
出願日: 2008年05月27日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
【課題】印刷装置の循環経路におけるインクの循環の開始後、循環経路全体のインクの温度を速やかに上昇させる。【解決手段】印刷装置1は、ヘッド32に接続される第1インクタンク34およびインクを貯溜する第2インクタンク51を備える。第2インクタンク51内のインクはポンプ54により第1インクタンク34に供給され、主減圧機構55により第2インクタンク51内を減圧することにより、第1インクタンク34からヘッド32を経由して第2インクタンク51へとインクが戻される。ポンプ54および主減圧機構55により循環経路におけるインクの循環を開始した直後において、インクを加熱しつつ主減圧機構55により第2インクタンク51内の圧力が通常動作時よりも低くされる。これにより、インクの温度が低く、粘度が高い状態においてもある程度のインク流量を確保して、循環経路全体のインクの温度を速やかに上昇させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
インクジェット方式の印刷装置であって、 所定の配列方向に配列された複数の吐出口から、前記配列方向に交差する方向に前記複数の吐出口に対して相対的に移動する印刷媒体に向けてインクの微小液滴を吐出するヘッドと、 前記ヘッドの近傍にてインクを貯溜して前記ヘッドに接続される第1インクタンクと、 インクを貯溜し、供給ラインを介して前記第1インクタンクに接続されるとともに、回収ラインを介して前記ヘッドに接続される第2インクタンクと、 前記供給ラインに設けられ、前記第2インクタンク内のインクを前記第1インクタンクに供給するポンプと、 前記第2インクタンク内を減圧することにより、前記第1インクタンクから前記ヘッドおよび前記回収ラインを経由して前記第2インクタンクに至る流路をインクにて満たした状態で前記流路を介して前記第1インクタンクから前記第2インクタンクへとインクを戻す減圧機構と、 前記第2インクタンクから前記供給ライン、前記第1インクタンク、前記ヘッドおよび前記回収ラインを経由して前記第2インクタンクへと戻る循環経路のいずれかの位置に設けられるヒータと、 前記ポンプおよび前記減圧機構により前記循環経路におけるインクの循環を開始した直後において、前記ヒータによりインクを加熱しつつ前記減圧機構により前記第2インクタンク内の圧力を通常動作時の圧力である通常循環圧力よりも低くする制御部と、 を備えることを特徴とする印刷装置。
IPC (1件):
B41J 2/175
FI (1件):
B41J3/04 102Z
Fターム (10件):
2C056EA26 ,  2C056EB16 ,  2C056EB30 ,  2C056EC16 ,  2C056EC19 ,  2C056EC20 ,  2C056EC29 ,  2C056EC32 ,  2C056KB16 ,  2C056KB37
引用特許:
出願人引用 (2件)

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