特許
J-GLOBAL ID:200903049946209419

応急用車輪の迅速認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508439
公開番号(公開出願番号):特表平10-505304
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】電子制御系を備えた車両のための方法は、個々の車輪の回転状態を示し、かつ短時間補正係数と長時間補正係数によって個々の車輪のタイヤトレッド円周の差を検出する入力信号を発生する。長時間補正係数(LZn)は、各々の車輪の短時間補正係数(KZR1)と長時間補正係数(LZR1)の差(DR1)から、所定の時間インターバルでこの差の平均値を求めること(LMRn)によっておよびこのようにして得られた平均値を評価することによって求められる。応急用車輪を迅速に認識するために、車両エンジンを始動させる度に、長時間補正係数(LZR1)がそれぞれの車輪の短時間補正係数(KZR1)と一度だけ等しくなる。3個の車輪の短時間補正係数が同時にほぼ等しいときに、第4の車輪の短時間補正係数が所定の時間インターバルまたは最短の時間インターバルの所定の範囲内の比較的に大きい値を採択するとき、そして第4の車輪の短時間補正係数がこの時間インターバルの間ほぼ一定であるときに、応急用車輪が認識される。
請求項(抜粋):
電子制御系を備え、この電子制御系において車輪の回転状態が車輪センサによって検出され、タイヤトレッド円周の差が補正係数によって決定される、車両のための応急用車輪を迅速に認識する方法において、 - 各々の車輪について短時間補正係数(KZRn)と長時間補正係数(LZRn)が求められ、 - 短時間補正係数(KZRn)が30〜300msのオーダーの時間インターバルで、作業サイクル(クロック1)で測定された瞬時の補正係数の平均値を求めることによって決定され、 - 長時間補正係数(LZRn)が5〜30秒(クロック2)のオーダーの時間インターバルで、それぞれの車輪の短時間補正係数と長時間補正係数との差(DRn)の平均値を求めること(LMRn)によっておよびこの平均値を評価することによって求められ、この場合、その都度平均値の部分値が長時間補正係数(LZRn)を適応させるために評価され、 - 特に車両エンジンを始動させた後その都度、規則的に繰り返される予め定めた事象の後で、3個の車輪(KZvmin)の短時間補正係数が同時にほぼ等しいときに、第4の車輪の短時間補正係数が所定の最短時間インターバル(t)で所定の範囲内の比較的に大きな値を採択するとき、そして第4の車輪の短時間補正係数(KZvmin)が最短時間インターバルの間ほぼ一定であるときに、個々の車輪の短時間補正係数(KZRn)が互いに比較され、長時間補正係数(LZRn)がそれぞれの車輪の短時間補正係数(KZRn)と一度だけ等しくなるかまたは近づけられることを特徴とする方法。
IPC (2件):
B60T 8/32 ,  G01P 3/44
FI (2件):
B60T 8/32 ,  G01P 3/44 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 自動車の車輪速度較正手順
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-149561   出願人:メルセデス-ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
  • 特表平7-501298
  • 特表平7-501298
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