特許
J-GLOBAL ID:200903049949293119

車両用内燃エンジン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132772
公開番号(公開出願番号):特開平9-296742
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 変速開始時にエンジン出力トルクを適切に増加させて変速時のショックを低減する車両用内燃エンジン制御装置を提供する。【解決手段】 アクセルペダルの踏み込んだ状態でシフトダウンを行う、いわゆるパワーオンダウンシフトの開始時、トルク加算量TEKDUnmをトルク補正量DTESFTに設定してエンジン出力トルクを増加させることによりエンジン回転数Neの上昇が早くなり、イナーシャ相でのトルク引き込み量を低減できる。しかも、変速時に次段(低速側)のクラッチ油圧の立ち上がりに応じた変速時間tsに合わせて変速中に必要なエンジン出力トルクTesを算出し、算出された変速中に必要なエンジン出力トルクTesに基づきトルク加算量TEKDUnmを算出するので、低車速域での変速時間が極めて短い場合でも次段(低速側)のクラッチ油圧の立ち上がりが間に合っていないことによるエンジン回転数が吹き上がり(図6の破線a)、変速終了後の駆動力の引き込み(図6の破線b)および急激な駆動力の増加(図6の破線c)を防止する。
請求項(抜粋):
自動変速機を備えた内燃エンジンに設けられ、アクセルペダルが踏み込まれた状態でシフトダウンを行う変速時にエンジン出力トルクを変更して変速ショックを低減する車両用内燃エンジン制御装置において、低速側クラッチが立ち上がるまでの変速時間に基づき、変速中に必要なエンジン出力トルクを算出するエンジン出力トルク算出手段と、該算出された変速中に必要なエンジン出力トルクと変速時のエンジン出力トルクとの差分に基づき、トルク補正量を算出するトルク補正量算出手段と、該算出されたトルク補正量に基づき、前記変速開始時に前記エンジン出力トルクを増加させるエンジン出力トルク増加手段とを備えたことを特徴とする車両用内燃エンジン制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/00 ,  B60K 41/04 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 45/00 314
FI (4件):
F02D 29/00 C ,  B60K 41/04 ,  F02D 41/04 310 G ,  F02D 45/00 314 N
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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