特許
J-GLOBAL ID:200903049968025699

排ガスフィルタおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163941
公開番号(公開出願番号):特開平11-009925
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 多孔質セラミックスよりなる排ガスフィルタにおいて、再生時におけるチタン酸アルミニウムの分解を抑制しつつ振動による割れを抑制することを目的とする。【解決手段】 格子壁3の化学組成を、略等モルのAl2O3およびTiO2からなる主成分と、SiO2,Fe2O3,ZrO2,MgOおよび希土類の酸化物のうちの少なくとも2種からなる副成分とし、格子壁3の結晶を、チタン酸アルミニウムで構成し、格子壁3における一部のAl2O3、TiO2および副成分を固溶体または液相として存在させ、格子壁3の排ガス流路方向における熱膨張係数αを、室温〜800°Cにおいて、|α|≦2×10-6K-1とし、格子壁3の圧縮強度σを、開口率を0に換算した時にσ≧150kgf/cm2とする。
請求項(抜粋):
多孔質セラミックスよりなり多数の連通気孔を有する格子壁に仕切られて排ガスの流路方向に多数形成された貫通孔と、前記貫通孔の一方端である排ガス入口と他方端である排ガス出口の端面部に交互に設けられた封止材とで構成された排ガスフィルタであって、前記格子壁の化学組成は、略等モルのAl2O3およびTiO2からなる主成分と、SiO2,Fe2O3,ZrO2,MgOおよび希土類の酸化物のうちの少なくとも2種からなる副成分とであり、前記格子壁の結晶は、チタン酸アルミニウムで構成され、前記格子壁における一部の前記Al2O3、前記TiO2および前記副成分は固溶体または液相として存在し、前記格子壁の排ガス流路方向における熱膨張係数αは、室温〜800°Cにおいて、|α|≦2×10-6K-1であり、前記格子壁の圧縮強度σは、開口率を0に換算した時にσ≧150kgf/cm2であることを特徴とする排ガスフィルタ。
IPC (2件):
B01D 39/20 ,  B01D 46/00 302
FI (2件):
B01D 39/20 D ,  B01D 46/00 302
引用特許:
審査官引用 (1件)

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