特許
J-GLOBAL ID:200903049971921557
低降伏比を有する高張力薄肉鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-316971
公開番号(公開出願番号):特開2007-177326
出願日: 2006年11月24日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】YR:80%以下で、TS:590MPa以上を有する高張力薄肉鋼板を提供する。【解決手段】C:0.045〜0.18%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.6〜2.0%を含み、P、S、Al、Nを適正量含み、さらにMo、Wを、(Mo+W/2)が0.08〜0.70%を満足するように含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、溶接割れ感受性指標Pcmが0.22%以下である組成の鋼素材に、圧延終了温度が表面で800〜950°Cの範囲の温度となる熱間圧延と、圧延後直ちに10°C/s以上の冷却速度で中心部が750〜650°Cの範囲の温度となる温度まで冷却する一次冷却と、ついで2〜10s間の空冷と、ついで10°C/s以上の冷却速度で冷却し、中心部が500〜650°Cの範囲の温度で冷却を停止する二次冷却とからなる冷却処理とを施す。これにより、TS:590MPa以上、YR:80%以下を同時に満足し、溶接性、靭性にも優れた高張力薄肉鋼板となる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
mass%で、
C:0.045〜0.18%、 Si:0.05〜0.50%、
Mn:0.6〜2.0%、 P:0.020%以下、
S:0.005%以下、 Al:0.1%以下、
N:0.0060%以下
を含み、さらにMoおよび/またはWを下記(1)式を満足するように含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ下記(2)式で示される溶接割れ感受性指標Pcmが0.22%以下である組成を有し、板厚方向中央部の組織が、フェライトを主相とし、20体積%以下の硬質相を含む複合組織であることを特徴とする低降伏比を有する高張力薄肉鋼板。
記
0.08≦ Mo+W/2 ≦0.70 ......(1)
IPC (6件):
C22C 38/00
, C22C 38/12
, C22C 38/58
, C21D 8/02
, B21B 3/00
, B21B 1/26
FI (6件):
C22C38/00 301B
, C22C38/12
, C22C38/58
, C21D8/02 B
, B21B3/00 A
, B21B1/26 D
Fターム (34件):
4E002AA07
, 4E002AD01
, 4E002BC07
, 4E002BD07
, 4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA09
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA28
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB00
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD03
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (2件)
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