特許
J-GLOBAL ID:200903050003814931

音信号分析装置及び演奏情報発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324774
公開番号(公開出願番号):特開平10-149160
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】マイクからの入力音からノート情報を生成する際に、入力音のピッチやレベルが微妙にゆれている場合でも1つの音符に相当する定常区間を確実に検出できるようにする。【解決手段】 単純に入力音レベルと所定の値を比較するのでなく、入力音レベルの絶対値の所定サンプル数での平均値の時系列を所定の値と比較して定常区間の分析をするようにする。また、入力音から最大および最小周波数を検出してこれらをカットオフ周波数とするバンドパスフィルタに入力音を通してから定常区間の分析をする。またさらに、各フレーズについて、1つの音符に相当する定常区間ごとに代表周波数を決定し、前後する定常区間どうしでの代表周波数の差からノート距離と音高差データを算出してこれらに基づいて定常区間に音階上の音高を割り当てる。
請求項(抜粋):
外部から任意の音信号を入力するための入力手段と、前記入力手段から順次入力された信号のサンプル振幅値の所定サンプル数にわたる平均値をそれぞれ求め、その結果を時系列的な平均音圧レベル情報として出力する演算手段と、前記演算手段によって求められた平均音圧レベルが第1の所定値以上である区間を音楽的な音が存在する有効区間とし、前記第1の所定値未満の区間を音楽的な音の存在しない無効区間とする区間決定手段と、両側を前記有効区間に挟まれた前記無効区間の中でその区間の時間長が第1の所定長未満の場合には、その無効区間を有効区間に変更し、変更後の有効区間とその両側の有効区間とを合成して新たな有効区間とする有効区間化手段と、前記有効区間化手段による処理が終了した時点で、両側を前記無効区間に挟まれた前記有効区間の中でその区間の時間長が第2の所定長未満の場合には、その有効区間を無効区間に変更し、変更後の無効区間とその両側の無効区間とを合成して新たな無効区間とする第1の無効区間化手段と、前記第1の無効区間化手段による処理が終了した時点における前記有効区間のそれぞれについて、前記平均音圧レベルの平均値を算出し、それが第2の所定値未満の場合には、その有効区間を無効区間に変更する第2の無効区間化手段とを具えたことを特徴とする音信号分析装置。
IPC (2件):
G10H 1/00 ,  G10L 3/00
FI (2件):
G10H 1/00 B ,  G10L 3/00 B
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-284496
  • 特開平1-219889
  • 特開昭60-043697
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