特許
J-GLOBAL ID:200903050069622189

同位体超格子構造を有する半導体結晶を用いた固体NMR量子計算機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平山 一幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-127092
公開番号(公開出願番号):特開2003-324192
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【課題】 量子もつれ状態、初期化、及び、多量子ビット化の課題を解決した、新しい動作原理に基づく、また、実証された技術のみで構築できる多量子ビット固体量子計算機を提供する。【解決手段】 同一の同位体元素から構成されるセン亜鉛鉱結晶構造(111)面である、A( 111Cd)面、B( 113Cd)面、C( 123Te)面、及び、D( 125Te)面を超格子積層周期として構成されるCdTe同位体超格子半導体結晶を4量子ビットに用いる。4種類の同位体元素が、各々異なった磁気回転比を有しており、これらの4核種は十分に離れたNMR周波数を有するので、4量子ビットの量子計算機が構築できる。CdとTeの共有結合に基づくJ結合が支配的であり、良好な量子もつれ状態が実現され、また、円偏光照射によって初期化を行えると共に量子純粋状態を形成できる。
請求項(抜粋):
少なくとも、単一の同位体から成る面を同位体を異ならせて複数積層した積層単位を超格子積層単位とした同位体超格子構造を有する半導体結晶と、レーザー光源と、NMR装置とを有することを特徴とする、同位体超格子構造を有する半導体結晶を用いた固体NMR量子計算機。
IPC (2件):
H01L 29/06 601 ,  G06G 7/12
FI (2件):
H01L 29/06 601 S ,  G06G 7/12 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • An all silicon quantum computer

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